2019/20シーズン初の練習試合

チームが始動して1週間、今シーズン初の練習試合を行いました。普通の練習試合ではなく、今回は3チームでミニ大会形式で行いました。

私たちのチームはU15の4部リーグに相当するGruppenliga(グルッペンリーガ)を今シーズンは戦います。今回の練習試合の相手は、3部リーグ相当のVerbandsliga(フェアバンツリーガ)を戦う Rot-Weiß Frankfurt U14、2部リーグ相当のHessenliga(ヘッセンリーガ)を戦う SG Rosenhöhe U15 の3チームで25分1本、各2回対戦、計4本というかたちで行いました。

昨シーズンの9人制から11人制に移行となりますが、すでに昨シーズン中に何試合か11人制で練習試合を行っているので、違和感なく入ることができました。内容も良く、チームのやることもハッキリしているので、あとは質を上げること、他のオプションを持つこと、個々の成長や課題にしっかり取り組んでいけば面白いシーズンになるのではないかと思わせる練習試合でした。

あくまで練習試合なので、相手チームの状況もわかりませんし、相手チームの方向性はハッキリしているがチームが出来ているという印象はないなかでの感想です。

リーグ戦;

ドイツに来てからは当たり前のように年間を通じてのリーグ戦が行われ、オフ期間があり、移籍期間があり、準備期間があり、シーズン開幕を迎えます。これは大人だけでなく、育成年代にも当てはまります。

ドイツと日本を比べたときに年間での戦い方オフ期間、準備期間、連取試合、公式戦などそれぞれの目的にあった取り組みという点では経験の差があるのではないかと感じました。

練習試合での審判;

練習試合でも審判がいるので、指導者としては試合に集中できるのでありがたいです。今回も当たり前のように審判のジャッジについて意見を言っていました。

日本では審判のジャッジは絶対で、審判への尊重を考えると、文句は言わない。という指導になると思いますが、文句ではなく、主張、コミュニケーション、感情を表すという見方をすれば、サッカーというスポーツでは当たり前のことではないかと感じます。もちろんそこに相手への侮辱や差別があってはいけません。ひとつのジャッジ、この試合に対しての主張という意味でです。

 

開幕までにまだまだ練習試合が組まれていますし、トレーニングも積んでいきます。シーズン末にみんなで喜べるように毎日をしっかり取り組んでいければと思います。