2021年1月19日に新型コロナウイルスに対するドイツにおける防疫措置が再延長されると発表がありました。
ドイツにおける防疫措置(各種制限措置の再延長等) 2021年1月20日 在フランクフルト日本国総領事館
主な発表
- 各種制限措置の延長:現行の各種制限措置を 2 月 14 日まで延長する。
- 私的な集まり(接触制限):引き続き自らの世帯に加え,別世帯に属する最大 1 人までに 制限。他の世帯の数を可能な限り一定かつ少なくする。
マスクの着用義務:公共交通機関や店舗での医療マスク(OP マスク,KN95/N95 マスクま たは FFP2 マスク)の着用義務を導入する。他人との接触が密となる場合や長時間に及ぶ場 合,及び特に閉鎖された空間においては医療マスクの着用を推奨する。
など
引用:在フランクフルト日本国総領事館(https://www.frankfurt.de.emb-japan.go.jp/jp/konsular/20210120bouekisochi.pdf)
今回の発表の中で今までとの違いは医療用マスクの着用という部分になります。今までは布マスクであったり、手作りマスク、ネックウォーマーなどで鼻は口が覆われていれば良かったですが、今回からは医療用マスクという指定が追加されました。
サッカー
アマチュアサッカーに関してはまだ再開の目処がたっていません。
しかし、来シーズンに向けてクラブは動き出していて、各指導者の動向を連絡してほしいとクラブのダイレクターから連絡が入りました。
通常でしたら、6月末でシーズンが終了、7月からは新しいシーズンがスタートという流れになります。ヘッセン州の成人5部リーグ最終節は2021年6月12日を予定しており、多くのチームは6月中旬又は下旬から1ヶ月ほどのシーズンオフを迎えます。
子供たちも同様の流れとなります。
シーズン終了前には翌シーズンに向けて動き出しており、翌シーズンを戦う監督、コーチ、選手がほどんど決まった状態でシーズンオフを迎えます。
移籍期間は通常8月末までで、新しいシーズンが始まってから少しの間は練習参加や補強などが行われます。
翌シーズンに向けてのドイツ/アマチュアサッカー界の流れ
2月:クラブとして翌シーズンに向けて動き出す。
3月:ダイレクターや監督など重要なポストから決まり出す。
4月:練習参加など受け入れている。(基本的にはシーズン通して練習参加は可能。)
5月:昇格や降格がないチームは翌シーズンに向けて動き出している。
6月:ある程度翌シーズンについて決まった状態で、中旬くらいから約1ヶ月のシーズンオフ。
7月:中旬くらいから約1ヶ月の準備期間。
8月:多少の補強などが行われ、シーズン開幕を迎える。
※今年は新型コロナウイルスの影響によりスケジュールが変則になることが予想され、クラブやチームによっても時期や順序、練習参加の受入などについては異なります。
2020年12月に『TakeruArai オンラインショップ』も開設しました。こちらでは、私がドイツサッカーと関わってる中で感じたことなどを日本での経験なども踏まえ、お話させていただきます。ドイツサッカーについて知りたい方、指導者の方、保護者の方や選手なども興味のある方はご利用ください。