2020/21シーズン、育成年代においてもコロナ対策や入場制限などが行われていますが、無事に公式戦は行われています。
ドイツでは毎年のように移籍期間に選手が入れ替わります。理由は様々でクラブ側の理由もあれば、選手側の理由もあります。ブンデスリーガクラブも例外はなく、毎年のように選手が入れ替わります。街クラブに比べるとその競争は厳しいものです。ドイツでも若いうちからアカデミーチームに入るのは良いのか悪いのかという議論が繰り広げられますが、一概に答えを出すのは難しいでしょう。
今回は私が関わった2005年生まれの選手たちのその後について調べてみました。
昨シーズンの調査結果はこちら
2017/18シーズンに当時U-13だった選手たちもU-16となりました。U-15以上は強化チームとして位置づけられていて、昨シーズンはU-15のトップリーグであるレギオナルリーガで他のブンデスリーガクラブとの戦いを経験しました。
今シーズンU-16の彼らは、U-17の2部リーグに当たるヘッセンリーガに参戦しています。
※引用:FUSSBALL.DE
アイントラハト・フランクフルト他、SVヴェーエン・ヴィースバーデン(トップチーム/3部リーグ)、SVダルムシュタット98(トップチーム/ブンデスリーガ2部)、FSVフランクフルト(トップリーム/4部リーグ)がU-16チームで参戦しています。
調査結果
2017/18シーズン(U13):19名
2018/19シーズン(U14):12名/22名中
※5名が去り、さらにシーズン途中に2名がチームを去りました。
2019/20シーズン(U15):9名/19名中
※U-13時代の選手は3名がチームを去りました。
2020/21シーズン(U16):8名/24名中
※U-13時代の選手8名が残り、1名がチームを去りました。その1名はTSGホッフェンハイム1899へ移籍しました。
当時19名いた選手は今シーズン8名となりました。今回1名は他のブンデスリーガへの移籍となります。恐らくU-15のトップリーグでの活躍が評価されての移籍ではないかと考えられます。
今シーズン在籍する24名はいつからの選手か⁉︎
U-11(2015年7月以降):2名
U-12(2016年7月以降):0名
U-13(2017年7月以降):6名
U-14(2018年7月以降):7名
U-15(2019年7月以降):4名
U-16(2020年7月以降):5名
ドイツも思春期以降では大きく体格も変わります。U-15では他のブンデスリーガクラブとの対戦でどこまで出来るのか、今年U-16では、さらに体格がよく、大人のサッカーに近づいたU-17でどこまで出来るのか見られています。
さらに来年はU-17となり、U-17ブンデスリーガでの戦いとなります。今シーズンの評価はさらに厳しくなるものでしょう。
個人、チーム内、リーグ戦と厳しい戦いがまだまだ続きますが、怪我なくサッカーに取り組めることを願っています。そして、応援しています。前節はコロナの影響で保護者しか観戦が出来ませんでしたが、近いうちに試合を観れるのを楽しみにしています。