4月も中旬になり、時折春を感じるときもありますが、今日の気温は6℃と寒さを感じる中での試合でした。
今回観戦してきた試合は【U17ブンデスリーガ:アイントラハト・フランクフルト 対 SVシュトゥットガルター・キッカーズ】の一戦です。
残り4試合で勝ち点47、優勝こそ厳しい状況ですが2位で終える可能性があるアイントラハト・フランクフルトと勝ち点33で7位につけるSVシュトゥットガルター・キッカーズ。多くのクラブの成人チームがブンデスリーガ1部や2部、3部に参戦しているなかSVシュトゥットガルター・キッカーズの1軍は5部リーグに参戦しています。しかし、育成年代はU19・17・15と各年代のトップリーグに参戦していて育成にも定評があるクラブです。
好守ともにバランスが良く、高さこそないものの技術、運動量もあり、組織的にも安定したアイントラハト・フランクフルト。
4-3-3(中盤はボランチ1名と前に2名の3枚)
守備は切り替え早く、前からプレッシングをかけてきます。攻撃は縦に早い中でも中盤も絡んできます。
SVシュトゥットガルター・キッカーズも前線からプレッシングをかけ、球際も厳しくきます。攻撃は前線の10番のパワーとスピード、そこに2~4枚がスピードに乗って上がってきます。
4-4-2(フラット気味:中盤からも前に出てくるし、守備の1,2枚も上がってくる)ですが、なかなかシステムが分かりにくい。
:1(1-0) アイントラハト・フランクフルト
:0(0-0) SVシュトゥットガルター・キッカーズ
開始早々の1分に前線裏へ抜けたボールにいち早く反応したアイントラハト・フランクフルトがGKとの1対1を冷静に決めて先制点をあげます。しかし、35分にカウンターを激しいファールで止めたアイントラハト・フランクフルトのDFが1発退場となり、数的不利となる展開となりました。
その後はSVシュトゥットガルター・キッカーズがボールを支配し、好機をたくさん作りますが、組織的な守備とGKの好セーブなどでアイントラハト・フランクフルトは失点0で乗り切りました。
成人程成熟していなく粗削りな中にも組織、個人としっかりとしたサッカーがある一戦で、この年代の醍醐味を感じさせてくれました。