U11 KIDS WORLDCUP 2022 in Frankfurt / Spvpp.05 オーバーラード

私たちのクラブでは毎シーズン2回の大きな大会を主催しています。

その名も 『 KIDS Worldcup 』

秋休み(9月)には U-9 の大会、イースター休み(4月)には U-11 の大会を開催しています。

ドイツ国内のクラブは勿論、オーストリア、ベルギー、オランダなどのクラブも参戦しました。

参加チーム(全40チーム)

🌍ドイツ国外クラブ

  • SK Rapid Wien(🇦🇹オーストリア)
  • AZ Alkmaar(🇳🇱オランダ)
  • Royal FC Antwerpen(🇧🇪ベルギー)

🇩🇪ブンデスリーガ1部

  • Bayer 04 Leverkusen
  • RB Leipzig
  • TSG Hoffenheim
  • Eintracht Frankfurt
  • 1.FSV Mainz 05
  • VfL Bochum

🇩🇪ブンデスリーガ2部

  • SV Darmstadt 98
  • 1.FC Nürnberg
  • Hamburger SV
  • SC Paderborn 07
  • Karlsruher SC
  • Fortuna Düsseldorf

🇩🇪3部リーグ

  • 1860 München
  • SV Waldhof Mannheim
  • SV Wehen Wiesbaden
  • Hallescher FC

 

大会上位クラブ

  • 🏅   :Bayer 04 Leverkusen
  • 🥈   :1860 München
  • 3、4位  :SV Darmstadt 98 / 1.FC Nürnberg
  • 5、6位  :AZ Alkmaar(🇳🇱オランダ)/ Royal FC Antwerpen(🇧🇪ベルギー)
  • 7、8位   :VfL Bochum / AZ Alkmaar(🇳🇱オランダ)
  • 9、10位    :1.FSV Mainz 05 / Fortuna Düsseldorf
  • 11、12位  :Karlsruher SC / SSV Reutlingen
  • 13、14位  :Hamburger SV / RB Leipzig
  • 15、16位  :SK Rapid Wien(🇦🇹オーストリア)/ Eintracht Frankfurt

 

予選の組み合わせ、その日の調子、チーム状況が結果に影響しますので、この日の結果が全てではありませんが、ブンデスリーガ1部、2部のアカデミーチームは上位の結果を残したチームが多かったです。

各クラブによってチーム指導の年代がことなり、街の規模によっても強さは変わってきます。(大きい町にはたくさんの子がいるので、良い選手が強豪クラブへ行きやすい環境にある / 移動の関係など)

1860ミュンヘンのトップチームは3部リーグですが、育成には定評があり、どのシーズンでも良いチームという印象です。

 

大会を通じて感じたこと

U-11は、この大会の時点で10歳、11歳の子供たちです。日本では新5年生と6年生の早生まれの代です。

上位チームと下位チームでは何の差があるのか。個々のレベルの差はありますが、下位の結果の選手たちも身体的に優位な選手もいれば、技術的にしっかりした選手もいました。

上位チームに共通していたことは

  • チームのサッカーがあり、選手たちが理解したなかでプレーしていたこと。
  • パフォーマンスにムラがないこと
  • 集中力の高さ

の3つを感じました。

基本的にはGKから繋ぐサッカーが多く、各自がポジショニングをとって打開していくチームもあれば、ボール配給に優れた選手をDFに配置し、その選手が前線に送る役割をするチームもありました。

中盤では判断よくパスを送る選手、個人でボールを運ぶ選手と様々で、

サイドではコンビネーションというよりは1対1で仕掛け、突破していく。

FWは大柄な子も小柄な子もいましたが、総じてスピードのある選手が多かった印象です。

 

予選を観た感じでは、🇳🇱オランダのAZアルクマール、🇧🇪ベルギーのロイヤル・アントワープFCが一つ抜けているかなという印象でしたが、最終的には5、6位に終わり、上位4チームはブンデスリーガクラブが名を連ねました。(1860ミュンヘンのトップチームは3部リーグ)

何が抜けているかという印象を受けたかというと、スピード感あるサッカーの中で技術を発揮し、さらに良い判断がなされていたことです。

スピードはあるけど、相手に引っかかってしまったり、スピードや技術はあるけど、持ちすぎてしまったり、危険な位置で不必要な1対1の状況に追い込まれたりというシーンが他のチームではありましたが、この2チームはこういったミスは少なく、さらに予想外のプレーも観れて、面白いサッカーをしていました。

 

今回40チーム、約500名くらいの子供たちが参加してくれたなかで、U-11ではありますが、トップクラブも15クラブ150名以上の若きタレントがいましたので、全体の1%で5名くらい、トップクラブのアカデミー所属選手150名くらいの1%で約1〜2名。

ここからトップクラブでプレーする選手が出てきたら面白いなと思います。