『プロサッカー選手になる!!』という目標、夢を持っている子供たちは多いですが、確かな方法などはありません。そのため様々な取り組みがあったり、様々な考えがあります。
・いつプロクラブのアカデミーに入るべきか?
・どうやってアカデミーに入るのか?
・そもそもアカデミーに入った方が良いのか?
私の個人的な意見としては、アカデミーのメリットもあれば、デメリットもあります。トップレベルの育成を知ることは大切ですが、まずは
自分のレベル、自分のサッカーに合うチームに所属し、
怪我なく、
夢中になる。
というのがプロサッカー選手になるために大切なことである思います。
さて、今回はドイツ:フランクフルトを拠点とする アイントラハト・フランクフルト が行なっている取り組みの一つ アドラーターク/鷲の日(Adlertag)を紹介します。
※アドラーはドイツ語で鷲/フランクフルトの象徴である鷹に因んでチームを鷹に表すことがあります。
アドラータークとは?
アイントラハト・フランクフルトが育成パートナークラブと共に開催するタレント発掘練習会のような催しです。
誰が参加できる?
2022年前期開催のアドラータークでは、2008−2015年生まれ(現U 7からU14)の子供たちが参加できます。
何をする?
複数のセッションがあり、各セッション10名くらいでさまざまなトレーニングを行います。
誰が指導する?
アイントラハト・フランクフルトのアカデミーコーチや育成パートナークラブのコーチが行います。
どんな練習がある?
様々な1対1、様々な5対5、シュート練習 など10セッションで各練習を行います。※当日は人数の関係でもう少し少ないセッションで行いました。
アイントラハト・フランクフルトのアカデミーに入れる?
参加した子供たちのなかで、アイントラハト・フランクフルトのコーチ、スカウトや育成パートナークラブのコーチが気になった選手は、その後、フランクフルト、もしくは育成パートナークラブへの練習参加招待などがされます。そこで評価を得ることができればアカデミーへの加入の可能性があります。
今回は、7学年で約300名が登録、多少の欠席がありましたが、300弱の子供たちが参加しました。
各年代:25〜48名:平均1学年/約35名
ピリピリした雰囲気は一切なく、指導者も参加した子供たちもまずは一緒にサッカーを楽しむというところメインで行われました。
ここに参加した子供たちが将来どうなるかは誰もわかりません。参加してくれた子供たちが楽しい時間を過ごし、続けてサッカーを楽しんでもらい、将来どこかの舞台で会うことができたら嬉しいです。