ドイツ育成:2021-22シーズン前期の流れと振り返り

スポンサーリンク

2021年12月20日のリーグ戦を最後にウインターブレイクに入りました。施設は1月中旬まで封鎖されているので、ホームグランドでの練習は1月中旬以降に再開されます。

 

現在の状況/環境

所属:

Spvgg.05オーバーラード(ヘッセン州フランクフルト市)

クラブの特徴:

アイントラハト・フランクフルト(ブンデスリーガ)の育成バートナークラブ

トップチームは6部に参戦、U-19:4部、U-17:5部、U-15:3部、U-13:1部、U-11:1部に参戦中。カテゴリーが小さいほど規模も小さくなるので、

  • U-19:4部 = 成人7部相当の規模
  • U-17:5部 = 成人8部相当の規模
  • U-15:3部 = 成人6部相当の規模(≠県/地区リーグ相当)
  • U-13:1部 = 成人7部相当の規模(≠地区リーグ相当)
  • U-11:1部 = 成人8部相当の規模(≠市リーグ相当)

※フランクフルト市:人口約75万人

育成チームの強化が特徴で、U-13までは地区トップレベル。毎シーズン数名をブンデスリーガクラブのアカデミーチーム、もしくはドイツサッカー連盟公認強化クラブのアカデミーチームへ選手を輩出している。

 

今シーズンでクラブ在籍3シーズン目です。1年目はU-15(2005/06年生まれ)、2年目はU-13(2008年生まれ)とU-10(2011年生まれ)、今シーズンはU-10の持ち上がりでU-11(2011年生まれ)を担当しています。

 

在籍人数と移籍

15名在籍していたU-10からU-11に移行するタイミングで3名がチームを去り、5名が加わりました。(15⇨12⇨17名)

プレシーズンを送っている段階で2名がチームを変え、シーズンは15名でスタートを切りました。(2名とも同クラブ内でのチーム変更:1名はU-11の2軍、1名はU-12の1軍)

シーズン途中で、1名が去り、2名が加わり、現在は16名となりました。(1名はU-9の時に在籍していた地元のクラブに戻りました。)

 

U-11では7人制(リーグ戦は11名登録)、U-12以上と練習試合をするときは9人制で行い、U-10のときは1名体制で行っていましたが、今シーズンは指導者2名体制で行っています。

 

選手自身もチームも、お互いにこのチームに合うか、チーム側も選手のレベルがチームに合うか、選手側も行っているサッカーや練習、または指導者が合うかどうかによって、所属チームを決定します。シーズン途中であっても移籍は可能です。(ただし、練習試合、リーグ戦出場までは時間がかかります。)

上記のとおり、私たちのチームでも数名が入れ替わっています。ここでお互いを確認、選択できる環境にあるのがサッカー人口やサッカーを続けること、個やチームのレベルアップに影響を与えていると個人的には感じています。

 

前期シーズン

2021年6月から新しいチームとして活動が始まり、9月上旬にカップ戦、9月中旬に予備リーグ、10月下旬にリーグ戦が開幕しまいた。

  • 予備リーグ:6チーム ⇨ 5試合
  • 本リーグ:10チーム/ホーム&アウェイ ⇨ 18試合(うち6試合消化)
  • カップ戦:1回戦、2回戦 ⇨ 2試合(3回戦は来年に延期)

前期で、公式戦13試合

後期は、リーグ戦残り12試合、カップ戦4試合(決勝まで進出した場合)の計16試合公式戦があります。

 

練習試合の公式戦同様に登録が必要で、公式戦同様に行われ、公式サイトに結果も載ります。

リンク先:FUSSBALL.DE(https://www.fussball.de)/ ドイツ語

ほぼドイツ全土の全試合の結果が載ります。

 

やはりこの試合から得られる経験は大きく、子供たちを成長させてくれます。

 

 

 

前のシーズンがコロナの影響で中断されたため、サッカーができない期間がありました。本来であれば、6月に少し練習参加などがあり、夏休みに入り、7月中旬くらいから始動することが多いですが、今年は少し始動の時期は早まっています。

 

リーグ戦では負けなし、練習試合では1つ、2つ上の学年と9人制で行い勝ったり、負けたり、ボーフム市で行われた16チーム参加の大会では優勝し、2022年に開催される本大会への切符を手にしました。ブンデスリーガのアカデミーチームとは2試合行い、2試合とも1点差で敗戦。

1名成長痛で離脱中の選手を除けば、大きな怪我などもなく、良い前期シーズンだったと感じています。

 

7人制の同年代との試合のみでなく、9人制の試合を入れていることで、少しづつ大人のサッカーへと近づき、7人制では経験できないプレー体験をできていることは大きいです。

  • オフサイドルール
  • バックパスルール
  • 縦横約20mくらい広いコート

7人制では、より縦を意識して(オフサイドがないので)、早い判断(コートが狭いので人が近くにいる)、個の打開と少数のコンビネーション、スタートから最後までフルパワー強度でのプレーを経験でき、

9人制では、裏へ抜けるタイミング(オフサイドルールあり)、各ポジションの役割(コートも広く、FP2名多い)、コンパクトな守備、運動量の確保、より遠くを意識した攻撃などが経験できました。

 

移籍について

同クラブから来シーズン、ブンデスリーガのアカデミーチームへ移籍が決まった選手がいます。

またシーズンの半分ですが、クラブ、チーム、指導者、選手、それぞれの立場で来シーズンについても動き出しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)