2020/21シーズン終了の決定(ヘッセン州)

21年3月8日よりヘッセン州では14歳以下で制限下の元、練習が再開されていました。まだまだ厳しい状況ではありましたが、同時はイースター休み(4月上旬)以降に試合が再開されるのではという期待の声もありました。

しかし、21年3月27日にヘッセンサッカー協会は2020/21シーズンのリーグ終了を決定しました。

参考:ヘッセン州サッカー協会ホームページ(ドイツ語)

https://www.hfv-online.de/artikel/news/hfv-vor-abbruch-der-meisterschaftsrunde-12611/

 

昨年夏(5月くらい)よりコロナによる第1次中断期があけ、2019/20シーズンのリーグは途中中断となり、その後シーズンは終了、今シーズンへと移行しました。

今シーズンは制限下の中で公式戦も行われていましたが、11月より試合も練習も中断、前回より長い中断期間を経て練習再開となりましたが、協会はリーグ終了の決断を下しました。

 

2020/21シーズンの振り返り:

2020/21シーズンはU-10(U-11の2軍/E-Jugend 2)の監督を務めさせてもらいました。全選手U-10、さらにU-9(昨シーズン)から主力の半分くらいがブンデスリーガのアカデミーやドイツサッカー協会公認強化クラブへと移籍していった中、予選リーグでは1位通過、本リーグでも2戦2勝と結果、内容共に前向きな状況でした。

シーズン当初は新しい選手も入り、私と選手の信頼関係も築けていない状況で、大変な期間もありました。しかし、練習、試合を重ねるうちに徐々に良い雰囲気、良いチームになってきたなと感じていたくらいの時に昨年末の中断となってしまいました。

中断期間中はオンラインなどを通じて、トレーニング、交流を続け、3月の練習再開を迎えました。最初は試合中心でサッカーを楽しみ、徐々にリーグモードへの移行を考えいた時にリーグ終了の決断が下りました。

正直、今シーズンいるメンバーで最後まで戦い、どんな成長を見せてくれるのか、リーグでどんな成績を収めるのか、試合でどんなプレーを見せてくれるのか楽しみではありましたが、今回の州やサッカー協会の決断を受け入れ、次に進みたいと思っています。

 

現段階では練習はまだ可能です。クラブも徐々に来シーズンに向けて動き出しています。今いる選手とはサッカーを楽しみながら、限られた練習に取り組んでいきたいと思っています。

 

ドイツでこの時期は普通であれば、来シーズンに向けての練習参加などが行われる時期です。(年代、昇格や降格の関わり、クラブ、監督の考えによって違いはあります。)

また指導者の中でも『来シーズンはどうする?』、『来シーズンはこの体制で考えているけど、興味ある?』、『来シーズンはこのカテゴリーのこの役職をやりたい。』などの話が行われています。

 

安全、健康があってのサッカーですが、サッカーや運動から健康へと繋がることも多いと思います。このコロナの状況が緩和され、多くの人が普段の生活へ戻ることを願っています。私自身も、私の普段の生活=サッカーのある生活に戻って欲しいと願っています。

私の来シーズンについて指導クラブ、チームなど決まりましたら改めてご報告させていただきます。