2020年11月からチームトレーニングができなくなり、11月下旬には12月以降も同様の処置が取られると発表がありました。
そこで、11月末より不定期ではありますが、オンライントレーニングでのチームトレーニングを実施しています。私の置かれている立場は、U-10の監督ということで、基本的には私に決定権があります。どんな課題を出すか、オンライントレーニングの実施の有無など。
11月は、大まかな自主練習のメニューを提供しました。散歩に行ったり、ジョギングしたり、リフティングをしたり、ボールタッチやフィットネスと行ったり。これらは強制ではなく、各自の判断によって実施するかどうか決めてもらっています。こちらもチェックすることはありません。
その後、コロナ対策の処置が延長と発表されたので、オンライントレーニングを約1〜2週間に1度のペースで実施しています。こちらも自由参加です。
チームや年代によっては、しっかりとしたチーム活動としてオンライントレーニングやミーティングを実施しているところもありますし、全く活動しておらず早めのクリスマス休暇へ入ったいるところもあります。
私が実施したオンライントレーニング
- 対象:(U-10 / 9歳)
- 頻度:1〜2週間に1回
- 時間:30分
- 内容:フィットネスやテクニック
- 使用ツール:Zoom
内容の詳細
- ウォーミングアップとして各関節動作
- 動的ストレッチ
- ムーブメントプレパレイション
- コーディネーション(上肢と下肢で違うタイミングの動作/右と左で違う動作など)
- 心肺機能へのアプローチ(早いクスワット、腕振り、腕立て姿勢での走る動作など)
感想
年代も低いので目的としてはみんなで同じトレーニングを実施すること。(チームとしての意識)
それぞれが顔を合わせること。(仲間との関わり)
身体を動かすこと。(健康維持)
多少はできますが、年代も考えてフォーム修正や動作へのアプローチは少し難しいです。トレーニングへの意識も子供達によって異なります。そんな中でも積極的に取り組む内容もありますし、競争を入れるのみでグっとモチベーションが上がることもあります。
内容に関しては普段より簡単にしてすぐに理解できる内容の方がスタートとしては良いです。(スクワット、その場足踏み、腕振り、ボレーの素振り、カンフーキックなど)
競争も簡単な内容です。(誰が早く20回スクワットできるか!?)
サッカーから離れる期間が長くなり、寂しい気持ちもありますが、今回の取り組みはコロナ後のオプションとして大いに使用することができます。
ドイツではコロナ対策の処置が厳しくなってしまいましたが、多くの人が健康で、できるだけ早くサッカーがある生活へ戻ることを願います。