2020年は新型コロナウイルスの年と言っても過言ではないでしょう。
コロナがサッカー、仕事、1番は生活へと様々な活動に影響を与えました。その中で、私はドイツという国で暮らし、日本とは違う感染者数、制限、補償の中で2020年を過ごしました。
生活においては、現在も外出禁止にはなっていないものの様々な制限が続き、国や州の処置の元生活をしています。自宅勤務であったり、時間短縮、お店は営業できなかったり、条件下においてのみ営業を許可されたりしています。私は国の補償であったり、職場のサポートのおかげで生活できています。
2020年、サッカーを振り返る
2020年3月に最初の自粛を受けました。2019/20シーズンの後期が始まった直後のことです。当時は Spvgg.05オーバーラートのU-15を指導していて、4部リーグ前期を首位で折り返し、優勝に向けてさらにトレーニングを積んでいる最中でした。
3月下旬から約2ヶ月間の活動中止を経て5月下旬にトレーニングは再開できたものの、そのまま公式戦は再開されずリーグ戦は途中で打ち切りとなりました。私たちが参戦していたリーグは『昇格あり・降格なし』という判断が州サッカー協会が下したので、当時首位だったU-15はその時点で3部リーグ昇格が決定しました。
2020/21シーズンは、同クラブに残りU-10の監督、U-13のアシスタントコーチを努めさせてもらうことになりました。
U-10に関しては正直最初はとても大変でした。子供たちとの信頼関係はまだ築けず、よりコミュニケーションを必要とする年代の中で語学力の未熟さを痛感しました。その後は、チームとしても選手個々としても頑張ってくれて、練習も良い雰囲気になり、予選リーグを首位で通過、一つ年上の子供たちが多く参戦する本リーグでも素晴らしい試合を見せてくれていました。
U-13は厳しいスタート、厳しい戦いが続き、さらに途中監督が交代するということもありました。新しい監督の元、良い雰囲気で再スタートしましたが、
そんな中10月末に2020年2回目の活動中止となり、年内はトレーニングを再開することがなく、活動禁止中の11月、12月はオンライントレーニングであったり、個人トレーニングなどを行い、年末を迎えました。
コロナによって大きい組織でも業種によってはどうしようもない状況に追い込まれました。オンラインが急に浸透し、より生活というものを意識し、クラブ、チーム、コミュニティ、個人、様々な助け合いが生まれました。
2020年は厳しい年であった事は間違いないですが、今後に向けての我慢の年でもあったと思います。我慢の中で、できることを行い、個人で工夫し、みんなで協力することで2021年以降、楽しい年になると感じます。
個人的には12月に『TakeruAraiオンラインショップ』を開設しました。育成年代のサッカー指導者、保護者の方、海外生活や海外サッカーに興味のある方などなど様々な人に利用していただければ嬉しいです。
リンクはこちら ⇨ 『TakeruAraiオンラインショップ』
2020年、『ドイツ生活やサッカーなどのブログ』にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
お体にお気をつけて良き新年をお迎えください。
2020年12月31日
荒井