2020年5月11日(月)
ドイツ、ヘッセン州では日常へ向けて少しづつ動き出しています。
2020年5月7日にはヘッセン州として以下の発表が出されました。
※引用:在フランクフルト日本国総領事館H.P.より
https://www.frankfurt.de.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○ドイツにおける防疫措置 (連邦政府と各州の協議を踏まえた当館管轄 3 州における緩和措置) 2020年5月7日
5月6日に行われた制限措置の緩和に関する連邦と州の合意事項を踏まえ,7日, ヘッセン州政府は州内における具体的実施時期及び形態について公表しました。主な内 容は以下の通りです。以下の緩和措置を含む新しい州令は6月5日まで有効です。詳細 は州政府のホームページをご確認ください。なお,引き続き接触制限等は 6 月 5 日まで 継続しますので,ご注意ください。
(1) 学校について,5月18日から,中等教育課程,小学校4年生,職業学校等の授 業を再開し,6月2日から小学校1~3年生等の授業を再開することとなりました。
(2) 高等教育機関については,5月9日以降,授業等を再開するか,各機関で決定す ることが可能となりました。
(3) 保育所については,5月11日以降,緊急託児を申請可能となる職種が拡大され, 6月2日以降,保育所の営業が制限付きで再開可能となります。また,これらに先立ち, 5月9日以降,3世帯までの間でグループを作り,子供を相互に預け合うことが可能と なります。
(4) 小売店舗等について,これまでの売り場面積に関する制限が撤廃され,5月9日 以降,全ての店舗が顧客一人あたり20平米等との条件付で再開可能になります。
(5) 5 月 9 日から,以下の施設が一定の条件付きで営業再開可能となります。
.接触を伴わないスポーツ(ボーリング等)、.劇場,オペラ座,コンサートホール等の文化施設
(6) 5 月 15 日から,以下の施設が一定の条件付で営業再開可能となります。
.屋内及び屋外のレストラン,カフェ,ビアガーデン(追跡が出来るよう,名前・ 連絡先等の提供が求められます)、.カジノ,ゲームセンター(Spielhalle)(ディスコやダンスホールは引き続き閉鎖)
ウ.観光目的でのペンションやホテル エ.コテージやキャンプ場,遊園地 オ.スポーツジム(プールやサウナ施設は引き続き閉鎖)
(7)なお,8月31日まで禁止とされている大規模行事について,ヘッセン州ではそ の人数が100人を超えるものと明言されました。5月9日以降,100人までの行事 は,衛生措置,間隔ルール等を遵守する限りにおいて実施可能となります。また,10 0人を超える行事についても,特定の条件が遵守される場合には,例外的に実施が許可 され得るとなっています。
※全文は 在フランクフルト日本国総領事館H.P. よりご確認ください。また ドイツにおける防疫措置(制限措置の一部緩和に関する連邦と州の合意事項) は以下のリンク先(在フランクフルト日本国総領事館H.P.)よりご確認ください。
ブンデスリーガ再開とアマチュアサッカーリーグ
今後、どのような状況になるかはまだ読めませんが、処置が緩和されたことは良い知らせとして捉えて良いと思います。
サッカーにおいてはブンデスリーガ1部、2部の再開が発表されました。アマチュアサッカー界(ヘッセン州)ではグランドの使用が様々な条件下の元、許可されたようで、私たちのクラブも5月18日(月)からの練習再開に向けて調整しています。
もちろん練習再開については、使用する人の把握と管理、同時に使用可能な人数(スタッフ、選手等含め)など十分注意しなければなりません。
リーグ戦においては今シーズンは終了、昇格、降格は各リーグの状況(消化試合数の違い、同じ勝ち点など)によって州サッカー協会より通達があるようです。