※最新の情報や正確な情報は各管轄の日本国総領事館や外務省海外安全ホームページなどから入手することをおすすめします。
※参考;外務省ホームページ、在外公館リスト、在ドイツ日本国大使館・総領事館 https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/zaigai/list/europe/germany.html
2020年3月22日に発表された処置
以下、在フランクフルト日本国総領事館 が公表した 【緊急】ドイツにおける新型コロナウイルス対策(ドイツ国内の更なる防疫対策) より:
1.コロナウイルス対策に関する連邦政府と州政府によるガイドラ
(1)同居家族等以外の他人との接触は絶対に必要な最低限とする
(2)公共空間において,他人との距離を必ず最低1.5メートル
(3)公共空間における滞在は,単身か,または家族以外の1名,
(4)職場への通勤,緊急時ケア(託児,高齢者介護等),買い物
(5)ドイツにおける深刻な状況に鑑み,グループによるパーティ
(6)すべての飲食店は閉鎖する。ただし配達サービスや持ち帰り
(7)理髪業,美容サロン,マッサージ業,タトゥー業など,身体
(8)人々との接触があり得るすべての現場については,公衆衛生
(9)上記の措置の適用期間は最短2週間とする。
引用:在フランクフルト日本国総領事館:【緊急】ドイツにおける新型コロナウイルス対策(ドイツ国内の更なる防疫対策)
https://www.frankfurt.de.emb-japan.go.jp/jp/konsular/20200322corona_virus_taisaku.pdf
2020年4月3日(金)
○4月1日,メルケル・ドイツ首相は連邦各州首相との間で電話会議を行い,ドイツにおける感染拡大は続いているとして,3月22日以降ドイツ全土で実施している接触制限措置を,4月19日まで延長する旨発表しました。 ○また,ヘッセン州,ラインラント・プファルツ州では,医療機関・介護施設等における面会が,特段の事情がある場合を除き,原則禁止になりました。
https://www.frankfurt.de.emb-japan.go.jp/jp/konsular/20200401coronataisaku_de.pdf
2020年3月22日に発表された処置が2020年4月19日まで延長されました。
私個人の意見、感想としては、まだまだ不安は続きますが、生活できるという意味では落ち着いています。収入があり、家賃が払え、食料が買える。制限は大きくあるものの外へ出ることができる。このことが精神的に大きく安定させてくれています。
今回、私がドイツで適応されている補償は Kurzarbeitergeld(労働時間短縮補償金) というものです。従業員の同意の元、時間が短縮される(もしくは今回のように全く働けなくなる)が手取りの60%、子供がいる場合は67%が得られるというものです。
実際に3月上旬の時点でそのような処置をとろうと思っているという話が雇用主からあり、中旬には自宅待機となりました。下旬に申請書類が届き、サインして返送しました。そして、申請が通り、先月は半分くらい自宅待機という状態でしたが、実際に振込がありました。
ブンデスリーガは2020年4月に行われる予定であった試合は全て中止が発表されています。5月以降の試合についてはまだ発表がありません。
もちろんサッカーを目的としてドイツに滞在していますが、健康がなければ何も始まりません。まずは多くの人が心身共に健康で、早くこの状況が終息するのを辛抱強く待つしかありません。もちろん自宅などでできることは行い、次への準備の時間でもあります。大変な時であるからこそ生まれること、健康や人と人との繋がり、助け合いの大切さを再確認できる時間でもあると思います。
感染しない。感染を広めない。
勤務地付近の公園です。ドイツも春の陽気が少しづつ増えてきました。職場への移動や健康のための個人の外出等は認められています。が、自宅でできる仕事は自宅で、不要不急の外出は控えましょう。