2019年9月18日(水)
マインツで行われた大会を観戦してきました。今回観戦した大会は、フランクフルト地域選抜、ダルムシュタット地域選抜、ヴィーズバーデン地域選抜とSVダルムシュタット98、SVヴェーエン・ヴィーズバーデンの5チーム参加している大会です。
大会形式:
- 年 代:U14(2006年生まれ)
- 試合形式:総当たりのリーグ戦
- 時 間:25分1本
ヘッセン州にある6つの地域トレセンのうち、南部にあたる3つの地域トレセンとヘッセン州にある5つのドイツサッカー協会から育成強化センターに認定されているクラブのうち2チーム(両チームともトップチームはブンデスリーガ2部に参戦)が参加していました。
他のヘッセン州の地域トレセン
カッセル地域 / ギーセン・マールブルク地域 / フルダ地域
他のヘッセン州の育成強化センター認定クラブ
アイントラハト・フランクフルト / FSVフランクフルト / キッカーズ・オッフェンバッハ
私たちのクラブからは2名がフランクフルト地域選抜に選出されました。SVダルムシュタット98には昨シーズンまで所属していた選手もいて、久しぶりの再会となりました。
U14の地域選抜ですが、身体つき、技術、戦術理解、メンタルに大きな差を感じました。SVヴェーエン・ヴィーズバーデンやSVダルムシュタット98に関しては身体つきの差は大きいですが、両チームとも集中力とモチベーションに関しては安定している印象で、SVヴェーエン・ヴィーズバーデンに関しては技術やチームとしての戦い方も整っている印象を受けました。
日本でもドイツでも基本的なことですが、ボールを失ったあとに自分で取り返す、切り替えるといった意識や行動は地域選抜の選手よりブンデスリーガのアカデミークラブの方がひとつ違うレベルにあると感じました。
サッカーに関しては 4-4-2 もしくは 4-2-3-1 で、キーパーから細かいパスと繋いでいきながら、サイドを崩す。または中央の大きなFW、もしくは早いFWを中心に攻撃といった感じで、あまり変わったサッカーをするチームを目にすることは少ないです。
個々に特徴のある選手やポジションでの特徴のある選手は多いですが、日本でよく目にした、ドリブルが多いチームや大きなサッカーのチーム、中心選手がズバ抜けているチームというのはほどんどないのではと感じます。