今シーズンもトレセン活動が始まりました。ドイツのトレセン制度はドイツ代表をトップに以下、州トレセン(地域によっては多少州より大きい規模であったり、小さい規模であったりします)、地域トレセン、地区トレセンと存在し、地区トレセンに関してはドイツ全土に300を超える地区トレセンが存在します。
私の住んでいるフランクフルト周辺ではヘッセン州トレセンをトップに6つの地域トレセン、15の地区トレセンがあります。
地区トレセンはU15(U15,14)、U13(U13,12)と2つのカテゴリーがあり、初回の参加人数はU15が22名、U13が28名で数回の練習を行い、多少人数を絞る予定です。
トレセン活動参加の目的
もちろん日本人の指導者として、ドイツのサッカーを知る機会や他の指導者から学ぶ機会としても参加していますが、今シーズンのトレセン活動の大きな参加の目的としては、ドイツサッカー協会公認ライセンス(DFB-Eliete-Jugend-Lizenz:エリート・ユース・ライセンス:B級ライセンスの次の資格取得講習会への参加条件を満たすためです。
Eliete-Jugend取得のための講習会参加のためには
- B級ライセンスのテストで10点以上を獲得(15点満点)
- B級ライセンスを取得してから1年以上と現場での指導
- トレセン活動へ20回参加
などが主な条件となります。
現在、私はどれも満たしていないので、来年にB級の再テスト、2019/20シーズンを現在のチームで活動、2019年8月より2~3ヵ月間のトレセン活動への参加をし、条件を満たし次第申し込み、来年後半でのライセンス(エリート・ユース)取得講習会への参加を目指しています。
初回のトレセン活動
今回は初回ということもあり、3か所(3人のコーチ)によるセッショントレーニングを行い、ある程度リラックスしたなかでの活動でした。テーマは「対人:1対1~4対4」で1対1と2対2をメインとして、様々な状況下での対人トレーニングが行われました。