ドイツはリーグ戦システムが整っており、ドイツ全土でリーグ戦が行われています。この環境は成人のみでなく、ユース年代、Jr.ユース年代、ジュニア年代も同様です。
今回は私が住んでいるフランクフルトとその周辺地区のリーグについてお伝えします。このエリアのU15(C-Junioren:Cユース)は1~6部リーグ相当まで存在します。
- 1部(トップリーグ):Regionalliga Süd(レギオナルリーガ南地域) ※ドイツ全土に同等のリーグが6つ(北、北東、南西、西、バイエルン、南地域)
- 2部:Hessenliga(ヘッセンリーガ) ※Regionalliga南地域は、OberligaBaden-WürttembergとHesseligaに分かれている
- 3部:Verbandsliga(フェアバンツリーガ) ⇒ ヘッセン州に2つのリーグ
- 4部:Gruppenliga(グルッペンリーガ) ⇒ ヘッセン州に6つのリーグ
- 5部:Kreisliga A(クライスリーガA) ⇒ ヘッセン州に18のリーグ
- 6部:1.Kreiskrasse(1.クライスクラッセ)
1部のレギオナルリーガはドイツ全土に6つ存在します。2部のヘッセンリーガはヘッセン州規模のリーグになります。私たちが参戦する4部相当のグルッペンリーガはフランクフルト市と周辺地区のクラブから成るリーグです。
※引用:kicker:2019/20シーズンのレギオナルリーガ南地区に参戦するチーム一覧
レギオナルリーガはブンデスリーガのアカデミーやドイツサッカー協会認定の強化クラブのアカデミーが多く参戦しています。
リーグ戦のメリットとしては、拮抗した試合を年間通じて行うことができる。強いチームは昇格し、弱いチームは降格する。これはチーム単位のみでなく、良い選手は上のリーグへ移籍し、試合に関わる時間が少ない選手は下のリーグや他のチームへと移籍することが出来ます。よって、競争が多いがチャンスも多い。地域で選手を育てることが出来る。と考えられます。
いよいよ私たちのリーグも開幕を迎えます。これから始まるリーグ戦がどのように進むかとても楽しみです。