2019年6月30日
予選を勝ち抜いた11ヵ国に開催国のイタリアを加えた12ヵ国で【 U21 欧州選手権2019 本戦 】が行われました。なお上位4チームには東京オリンピック2020の出場権が与えられるため、準決勝に進出したスペイン・ドイツ・フランス・ルーマニアは東京オリンピック2020に出場することになります。
結果:準決勝
結果:決勝
スペインの技術や攻撃力は言うまでもありませんが、決勝においてのボール試合率は、スペイン:48% - ドイツ:52% でした。シュート数は、スペイン:12本 - ドイツ:14本 とほぼ互角です。攻撃のみでなく守備面でも高いレベルで行われてることになり、最後の局面でキーパー含めてしっかり守れていることになります。
U21 ドイツ代表選手
A代表ではバイエルン・ミュンヘンの選手が中心となっていますが、U21ではなんとバイエルン・ミュンヘンからは0名の選出でした。
以下、選出選手の2018/19シーズン所属クラブ
- 1.FSV マインツ 05: 2名
- FC シャルケ 04: 2名
- ディナモ・ドレスデン: 1名
- ハノーファー96: 1名
- VfBシュトゥットガルト: 1名
- ASモナコ: 1名
- RBライプツィッヒ: 1名
- SCフライブルク: 2名
- ヘルタBSC: 3名
- バイヤー04レバークーゼン: 1名
- VfLヴォルフスブルク: 1名
- TSGホッフェンハイム: 1名
- ボルシア・ドルトムント: 1名
- ヴェルダー・ブレーメン: 2名
- ボルシアMG: 1名
- プレストン・ノルトエンド: 1名
- FCアウグスブルク: 1名
多くの選手が所属しているだけではなく、試合に出場しており中にはブンデスリーガで100試合以上出場している選手もいます。今回の久保選手の移籍で「日本人だから」ということが関係ないことを証明してくれました。元々もっている素質や育った環境がスペインですが、国籍は関係なく世界へ羽ばたいて行けます。
ほんの少し前までは海外クラブには日本のトップ選手のみが行き、必然的にA代表へ入っていましたが、今の日本代表では海外クラブに所属していても選ばれない選手が出てきました。若い年代でも海外クラブに所属する選手がもっと増え、主力となる選手ももっと増え、同時に日本での育成やリーグの強化を図ることで世界と戦える国へと成長していくとは間違いないと感じます。