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日本でもJ3に参戦するU23チームが定着しつつあります。レアル・マドリードに移籍した久保選手は、もともとの実力があるにせよ、Jr.ユースからユースを経て、J3のU23を経験してから1軍のJ1、そして世界へ羽ばたくというひとつの理想の流れをしめしてくれました。
J1から降格したチームがJ2で苦戦しているようにJ1とJ2では勝てるサッカーが異なる可能性があります。ましてやJ3ともなると若い選手の多いU23とJ2昇格を目指す各クラブの1軍では勝ちを目指しながらも求めるサッカーなどは異なると考えられます。しかし、選手にとって試合経験というものは一番の成長だと考えられます。そのためのU23であるならば大きな経験を与えてくれるに違いありません。
ドイツでは多くのクラブが2軍を保有しており、ブンデスリーガ1部/2部に参戦しているチームの2軍も3部や4部で戦っています。U19から上がった後の数年を経験するリーグとしてはとてもよい経験になると考えられます。しかし、2軍を経験してブンデスリーガ1部へと移籍する選手は限られています。数名のブンデスリーガで活躍する日本人選手も4部でのプレー経験があります。いずれも試合感覚のためであったり、ケガ明けの調整での出場です。調整で出るくらいですので1部との差はとても大きいと考えられます。
20代戦半を4部(2軍)でプレーし、4部の上位クラブや3部に移籍、そして20代半ばの選手としてひとつのピークと考えられる年齢にブンデスリーガへと移籍するという流れは、現実的であると思いますが、いずれにせよ所属クラブで結果を残すことが絶対条件ではあります。
各ブンデスリーガ1部/2部クラブの2軍:
3.Liga(3部)
- Bayern München Ⅱ(1部)
Regionalliga Bayern(4部:バイエルン地区)
- FC Augsburg Ⅱ(1部)
- SpVgg Greuther Fürth Ⅱ(2部)
- 1.FC Nürnberg Ⅱ(2部)
Regionalliga Nord(4部:北地区)
- Werder Bremen Ⅱ(1部)
- Hamburger SV Ⅱ(2部)
- Hannover 96 Ⅱ(2部)
- Holstein Kiel Ⅱ(2部)
- FC St.Pauli Ⅱ(2部)
Regionalliga Nordost(4部:北東地区)
- Hertha BSC Ⅱ(1部)
Regionalliga Südwest(4部:南西地区)
- SC Freiburg Ⅱ(1部)
- TSG Hoffenheim Ⅱ(1部)
- 1.FSV Mainz Ⅱ(1部)
Regionalliga West(4部:西地区)
- Borussia Dortmund Ⅱ(1部)
- Fortuna Düsseldorf Ⅱ(1部)
- 1.FC Köln Ⅱ(1部)
- Bor. Mönchengladbach Ⅱ(1部)
- FC Schalke 04 Ⅱ(1部)
その他のクラブ(ブンデスリーガ1部)
- 1.FC Union Berlin
- Eintracht Frankfurt
- RB Leipzig
- Bayer 04 Leverkusen
- SC Paderborn
その他のクラブ(ブンデスリーガ2部)
- Erzgebirge Aue
- Arminia Bielefeld
- VfL Bochum
- SV Darmstadt 98
- Dynamo Dresden
- 1.FC Heidenheim
- Karlsruher SC
- VfL Osnabrück
- Jahn Regenburg
- SV Sandhausen
- VfB Stuttgart
- SV Wehen Wiesbaden