2019年6月18日(火)
フランクフルト市の北部にある Nieder-Eschbach で行われた U13,U15のカップ戦:フランクフルト地域決勝(Regionalpokal Finale) を観戦してきました。
- 対戦カード:SV Blau-Gelb 対 Spvgg.05 Oberrad
- 年代 :U13(D-Junioren)
- 試合形式 :9対9・少年用ゴール・ピッチ(72✖68m)・30分ハーフ
- キックオフ:18時00分
結果
SV Blau-Gelb 1(1-1・0-0)1 Spvgg.05 Oberrad 60分で決着がつかず、延長戦へ、延長戦前半にPKで1点、延長後半にの追加点をあげた Spvgg.05 Oberrad が 3-1 で見事勝利し、カップ戦王者へと輝きました。
近年や都市部では人工芝のグランドが多いですが、今回は天然芝で行われました。まだ小さい年代で細かいパスを繋ぐチームやたくさん走るチームにとっては天然芝は少しやり辛さを感じたかもしれません。
リーグ戦ではSpvgg.05 Oberrad(オーバーラート)が一つ上のリーグに参戦していますが、SV Blau-Gelb(SVブラオ・ゲルプ)もリーグ戦では1位に輝き、入れ替え戦も勝利し、来期はフランクフルト地域1部リーグでの参戦権を獲得しました。今日の試合もリーグ差を感じさせない拮抗した試合で、この試合での経験は子供たちにとってとても大きなものになったのではないかと思います。
緊迫した試合に加え、保護者の歓声や応援が加わり、試合は大いに盛り上がっていました。
試合を分けたのは、守備の最後の局面で踏ん張れたディフェンスやキーパー、攻撃の最後の局面で勢いを持ってディフェンスの背後を狙った仕掛けをした部分ではないかと感じました。
余談
SV Blau–GelbのBlau(ブラオ)は青、Gelb(ゲルプ)は黄色を意味します。日本語では 【SV 青・黄色】 という意味になります。ドイツのチーム名では他にも Schwarz-Weiß(黒・白)や Rot-Weiß(赤・白)などの色もよく使われます。
その他ではFortuna(フォルトゥナ=幸運の女神)やViktoria(ヴィクトリア=勝利の女神)、Borussia(ボルシア=プロセインの意味=旧プロセイン大国地域)。創立年や単純にFC、SC、SVなどもよく名前に付けられています。