日本は働きすぎ、ドイツは効率よく働く時間が短いと耳にすることがあります。もちろん国によってもありますが、職場環境によるところも大きいと思います。
では、国が定める国民の祝日についてはどのような違いがあるでしょうか。今回は、年間の祝日日数について比べてみました。
日本の祝日;2019年
- 1月1日 元日
- 1月14日 成人の日
- 2月11日 建国記念の日
- 3月21日 春分の日
- 4月29日 昭和の日
- 4月30日 休日 ※祝日法第3条第3項による休日
- 5月1日 休日(祝日扱い) ※天皇の即位の日
- 5月2日 休日 ※祝日法第3条第3項による休日
- 5月3日 憲法記念日
- 5月4日 みどりの日
- 5月5日 こどもの日
- 5月6日 休日 ※祝日法第3条第3項による休日
- 7月15日 海の日
- 8月11日 山の日
- 8月12日 休日 ※祝日法第3条第3項による休日
- 9月16日 敬老の日
- 9月23日 秋分の日
- 10月14日 体育の日
- 10月22日 休日(祝日扱い) ※即位礼正殿の儀の行われる日
- 11月3日 文化の日
- 11月4日 休日 ※祝日法第3条第3項による休日
- 11月23日 勤労感謝の日
※参照;内閣府:国民の祝日について
ドイツの祝日;2019年
- 1月1日 元日 Neujahrstag
- 4月19日 復活祭聖金曜日 Karfreitag
- 4月22日 復活祭 Ostersonntag
- 5月1日 メーデー Tag der Arbeit
- 5月30日 キリスト昇天祭 Christi Himmelfahrt
- 6月10日 聖霊降臨祭月曜日 Pfingstmontag
- 6月20日 聖体祭 Fronleichnam ※ヘッセン州、他
- 10月3日 ドイツ統一記念日 Tag der Deutschen Einheit
- 12月25日 クリスマス第1日 1. Weihnachtstag
- 12月26日 クリスマス第2日 2. Weihnachtstag
※上記の祝日はヘッセン州の祝日になります。※印以外はドイツ全土での祝日となり、他の州ではその他いくつか上記にない祝日を設けています。
元日、メーデー、ドイツ統一記念日、クリスマス第1、2日は毎年同じ日が祝日となりますが、他の祝日はその年によって日にちが異なります。
まとめ
ドイツ(ヘッセン州)の2019年祝日は10日、日本の2019年祝日は15日+2日(祝日扱い)+5日(振替休日)=22日となっています。
国が定める祝日のみで1.5倍の違いがあり、そこに振替休日などを加えるとなんと倍以上も違いがありました。
ドイツの祝日、日曜日はスーパーなどは休みになります。デパートや服屋なども休みとなり、ショッピング街は平日の方がにぎわい、日曜日、祝日は落ち着いた雰囲気になるところが多いです。
駅の中やREWE ToGo(大手スーパーのコンビニバージョンのようなお店)、ガソリンスタンドに併設されいている店などは日曜日や祝日も空いていることもあります。