日本とドイツのリーグについて比べてみました!! ~成人編~

ドイツブンデスリーガが開幕したのは、1963年で今から55年前に遡ります。

日本Jリーグが開幕したのは、1993年25年前になります。

 

その前の歴史はというと、、、ドイツでは、ドイツ選手権という名で1902年から。日本では、日本サッカーリーグとして1965年(ブンデスリーガ開幕の約2年後)からの歴史があります。

 

 

過去にそれぞれの歴史がありますが、現在のリーグについてを比べてみました

ちなみにそれぞれの初代王者は

ドイツブンデスリーガ → 1.FCケルン

日本 :Jリーグ      → ヴェルディ川崎(※現:東京ヴェルディ)

 


ドイツ:2018/2019シーズン ⇔ 日本:2018シーズン

 

1te.Bundesliga(全国リーグ)18チーム -1部ー J1(全国リーグ)18チーム

2te.Bundesliga(全国リーグ)18チーム -2部ー J2(全国リーグ)22チーム

3te.Liga   (全国リーグ)20チーム -3部ー J3(全国リーグ)17チーム


Regionalliga (地域リーグ)18チーム -4部ー JFL(全国リーグ)16チーム

※ドイツ:5地区で開催=18×5=90チーム


Mittelrheinliga(Oberliga)(州規模!?) -5部ー 地域リーグ1部

※ドイツ:14地区(16-18チーム)計:238チーム

※日本:9地区(8-10チーム)計:80チーム

Ladesliga                -6部ー 地域リーグ2部

Bezirksliga              -7部ー 県1部

Kreisliga A(ケルン市)        -8部ー 県2部

Kreisliga B              -9部ー 県3部リーグ(各地区)

Kreisliga C              -10部

Kreisliga D              -11部

※注意;ドイツはケルン地区、日本は埼玉県を参考に書いてあります。ドイツでは5部は主にオーバーリーガと呼ばれていますが、5部以下は各地域によって名称が変わってきます。
※注意;日本は埼玉県のホームページに掲載されている範囲ですが、その下には各自治体(市町村)でのリーグなども考えらるので、さらに10部、11部とがあることになります。

 

私自身、ドイツに来てからアマチュアリーグ(6~11部)でプレーの経験があります。11部というと「そんな下まであるんだ!?」と言われたことがありますが、日本も自治体2部リーグが存在した場合、11部に相当します。

 

結果

日本でも下部までリーグ戦が行われており、条件が整い、各リーグで成績を収めることによって、J1へと繋がっています。リーグとしてはしっかり存在しているので、あとは環境面であったり、中身の部分が問われてくると思います。

大きな差は、そのチーム数ドイツの4部以下と日本の4部以下から大きな違いが出てきます。

近年の状況では、、、

リーグのレベルを一概には比べることができませんが、ドイツの1部リーグでは日本の代表レベルの選手がプレーしています。=J1のトップレベル以上!?

ドイツの2部リーグでは昨シーズンは宇佐美選手や原口選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)、今シーズンは酒井高徳選手や伊藤選手(ハンブルガーSV)がプレーしています。=J1のトップレベル!?以上!?

ドイツ3部リーグではなかなか日本人選手がプレーする機会が少なく(ゼロではない)、4部リーグでは、日本で高校、大学でプレーしていた選手から、JFL、J2などでプレーしていた選手など様々です。逆にドイツの4部リーグを経て、J2などでプレーする選手もいます。

2018年11月6日の4部の試合で、香川選手がケガ明けの調整!?、試合勘のため!?にボルシア・ドルトムント2軍(U23)で出場しました。5-0の勝利に貢献し、4アシストを記録しました。過去にも内田選手や宮市選手などがケガ明けの調整!?を理由に4部リーグでのプレー経験があります。

 

また個人とチームでは違うので、日本のチームがドイツではどのレベルと問われると申し訳ないですが、答えに苦しみます。その差は1~2つくらいでしょうか。

 

※参照:Wikipedia;ドイツ5部リーグやチーム数、日本の地域リーグについて、 kicker (ドイツ語サイト);ドイツ1~4部リーグについて、公益財団法人 埼玉県サッカー協会 ホームページ;社会人リーグについて、 日本フットボールリーグオフィシャルWebサイト;JFLについて、 日本プロサッカーリーグWebサイト;Jリーグについて