2019年10月5日(土)
この日2試合目は午後に行われた U15 レギオナルリーガ(U15 トップリーグ):FSVフランクフルト 対 TSG 1899ホッフェンハイム を観戦してきました。
試合前の両チームの成績:
FSVフランクフルト :3試合 勝ち点7 :4位(10チーム中)
TSG 1899 ホッフェンハイム :3試合 勝ち点4 :6位(10チーム中)
結果:
FSVフランクフルト 0(0-0・0-0)0 TSG 1899 ホッフェンハイム で引き分けに終わりました。体格の良いCB、身体は小さいが技術のあるMF、スピードのあるサイドの選手と典型的な特徴を持った選手たちがいるFSVフランクフルトに対し、TSG 1899 ホッフェンハイムはポジション的な特徴は少ないですが、みんなが技術があり、チームで攻撃をおこなっていました。前半のFSVフランクフルトは中盤を経由してタイミング良くFWが裏を狙う場面が見られましたが、後半は終始CBからFWへのロングボールのみで単調的な攻撃に終りました。TSG 1899 ホッフェンハイムの攻撃も立ち上がりに何度かサイドの崩しからチャンスを作るもののFSVフランクフルトのCBが最後にしっかり守り最後まで得点を奪うことはできませんでした。
身体的にはまだ出来上がっていなく、守備面において課題の多い年代ではありますが、TSG 1899 ホッフェンハイムの攻撃は意図を持ってチームで戦っていたので個人的には面白い場面が何度かありました。しかし、最後に決定機を作れるスピードやパワーを持った選手がいなかったのが残念です。FSVフランクフルトは個々の特徴を持った選手が多いにも関わらず、攻撃のバリエーションやアイディアが少なく個人技頼みになっていました。
ドイツで良いGKが育つ理由:
FSVフランクフルトが行っているサッカースクールでGKトレーニングが行われていました。フルピッチで6つのセッションに分かれて、約30~40名ほどの子供たちがトレーニングを行っていました。GKをやりたい子がいて、指導者がいて、練習する環境があり、週末は試合経験が積める。
これは良いGKが育つのも当然だと感じた日でした。