2020年9月18日(金)にドイツのトップリーグ(プロリーグ)のブンデスリーガ1部、ブンデスリーガ2部、3部リーグが開幕しました。
今回は日本ではなかなか取り上げられない3部リーグ(3.Liga)について紹介します。
3部リーグは、2008/09シーズンからプロリーグとして設立しました。今シーズン、ブンデスリーガ1部に参戦している1.FCウニオン・ベルリンが初代王者に輝いています。全20チーム、ホーム&アウェイで計38試合が行われます。4部リーグがドイツ全土に5つのリーグがあり、その上のリーグでさらに全国リーグということもあり、昇格することが1番難しいリーグとも言われています。4部リーグで優勝しても必ずそのチームが3部に昇格できる訳ではなく、その後の参入戦で勝利しなければならない場合があります。
2020/21シーズンの参戦チームは以下の通りです。
※引用:kicker.de
数年前にブンデスリーガ1部に参戦していたFCインゴルシュタット04(FC Ingolstadt04)や1.FCカイザースラウテルン(1.FC Kaiserslautern)、ブンデスリーガ2部から降格してきたSVヴェーエン・ヴィースバーデン(SV Wehen Wiesbaden)、ディナモ・ドレスデン(Dynamo Dresden)、2014年のブンデスリーガ2部時代に大迫選手が所属、過去には1部にも参戦していたTSV1890ミュンヘン(TSV1890München)などが今シーズンは3部リーグで戦います。
近年このリーグに所属する日本人選手は少なく、今シーズンも現在のところ0人となっています。
日本人選手は在籍していませんが、FCヴィクトリア・ケルンにはビデオ分析として Hamano Yuki さん、ディナモ・ドレスデンにはホペイロとして Kambara Kenta さんが在籍しています。今後、このリーグで活躍する日本人選手が出てくるのも楽しみですが、プロリーグに関わる日本人スタッフの活躍にも注目です。
https://www.viktoria1904.de/3-liga-2020-2021/das-team/trainer
https://www.dynamo-dresden.de/saison/mannschaft2020-2021/trainer-und-stab.html#Stab
(2020年9月21日現在/個人調べ/参考:kicker.de、各クラブホームページ)
クラブの規模も大きく異なり、ブンデスリーガ1部に参戦していたクラブでは4万、5万人規模のスタジアムを保有しているところもあれば、長年4部に参戦していたクラブは1万人規模のスタジアムとなります。
※当時3部リーグのフォルトゥナ・ケルン(現4部リーグ)
※当時は4部リーグのヴィクトリア・ケルン(現3部リーグ)