2020年、2回目のサッカー中断が決定しました。
2020年10月28日に国として新たな処置が発表されました。その内容は11月2日から11月末までの 接触制限 旅行制限 レジャー・余暇施設の閉鎖 娯楽を提供する行事は禁止 飲食店の閉鎖 です。
詳しくは、在フランクフルト日本国総領事館ホームページをご覧ください。
ドイツにおける防疫措置 (追加的制限措置) https://www.frankfurt.de.emb-japan.go.jp/jp/konsular/20201029bouekisochi.pdf
※リンク先:在フランクフルト日本国総領事館ホームページ
https://www.frankfurt.de.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
ヘッセン州では週末の試合も中止となり、現場ではもう冬休みかぁ。という話になっています。実際のところは12月からの処置が発表されるまでわかりませんが、年内の公式戦は開催しないというはサッカー協会から発表があり、 コロナの影響を受けた中での室内施設の利用、ドイツの12月の活動、寒い時期に1ヶ月チーム練習がないところからの再開 と考えると厳しい部分も多いですし、12月から練習が再開できたとしてもしっかりとしたオーガナイズ(コロナ対策、コンディショニング)をしなければなりません。
2020/21シーズンの前期(U-10)を振り返って
まだ12月以降の発表がされていないので、少し早いですがここで一度前期を振り返ってみようと思います。
まず初めての監督という立場、今までにチームとしては関わっていない8、9歳の子たちという事で最初の2ヶ月(7月、8月)は厳しいものがありました。最初の1ヶ月は練習にならないことも多々あり、これは指導力も関係しますが、最初のお互いを知る期間、信頼関係を築く期間でした。練習に全くならないという経験は指導に関わって10年以上になりますが、久しぶりの感覚でした。
そこで、話を聞く子、聞かない子、良く意見を言う子、ポジティブな子、周りのことを多くいう子、話を聞くけど理解できない子、話を聞かないけど理解している子、こちらに好意を持っている子、こちらにまだ疑問を持っている子、構わず自分のやりたい事だけをやる子など様々な子がいる中で、
僕が選んだ選択肢は、
- 話を聞いて、ポジティブにやっている子にポジティブな声かけをしながら、周りの反応を見ること。(注意ばかりしているとネガティブな雰囲気になってしまったり、サッカーをすると注意されるという間違った理解になってしまわないように。※勿論、侮辱的な発言やサッカーで起こりうるファールを超える行動などは注意したり、話をしたりします。)
- 練習においては複数(3〜4名)で行うメニュー、競争や対戦を意識的に取り入れました。競争の時は1位を明確にし、対戦の時は勝ち負けをつけて行いました。
サッカーにおいては、一貫して同じこと(縦、スピード、関わる)を要求し、ここ数試合はとても良い試合を見せてくれていました。
この11月の中断期間を経て、12月以降がどうなるかは分かりませんが、今やれることを行い、まずは健康第一で過ごしていくしかありません。またグランドでサッカーができる時を楽しみにしています。