2019/20シーズン:後期第1節・年内最後の公式戦 / 日本とドイツの違い:1対1の戦い

前節で前期の全日程が終了し、今節から後期が始まりました。年間のスケジュールの関係で、後期の第1節は年内に行い、年明けは後期第2節(2月末の予定)から再開します。

JFV Oberau 0 (0-1・0-1) 2 Spvgg.05 Oberrad

結果は、アウェイで2-0で勝利を収めることが出来ました。

慣れない土のグランド、夕方で暗い、ナイター、平日、小雨などで条件としては良くありませんでしたが、勝ち点3を取れたことはとても大きいです。

ポジションの特徴:

相手チームは、14歳以下にして180㎝くらいの大きく早く強いFW、フィジカルとテクニックのある攻撃的MF、うまくバランスをとるトップ下の3名を中心に割と大きなサッカーをしてくるチームでした。

ドイツでは小さい年代から身体やプレーの特徴などでポジションがある程度決められます。私たちのチームにも大きく強く速いCBがいるので、相手FWを抑えることができましたが、中学年代で大きな体格差がある場合は、容易に突破されてもおかしくありません。前期を通じて、CBが安定していることでの試合の安定は多く見られました。

※ドイツサッカー協会C級ライセンス講習会、試験において各ポジションの特徴を理解するという項目もありました。

1対1の戦い:

ドイツと日本の違いとして体格は1番に上げられると思います。そして、ドイツサッカーにおいて、1対1の戦いというキーワードは外れません。これは単に体格での戦いのみでなく、気持ち(恐怖心なく、強気で)の部分も含まれます。

  • 日本では足を出してこないであろう場面で出してくる。
  • ぶつかりにこないタイミングで当たってくる。
  • 止まるであろう場面で止まらない。

この違いを知り、プレー中の感覚で覚え、さらに

フィジカル面はトレーニングにおいて向上することが出来ますので、日本人の特徴である器用さ相手の気持ち(考え)を読むことに加え、しっかりフィジカル面にもアプローチして強さをつけることで、海外との闘いにおいても普段のパフォーマンスが出せる要因のひとつになるのではないかと考えられます。