#49 方向を変えるパス

説明)

角度のあるパス練習 ボールが転がってきた方向へのパス、パスを受けた方向へのリターンパスは難易度的には高くありません。ボールのある方向がそのままパス方向となるため顔が上がりやすく、視野の確保が容易にできます。

しかし、少しでも角度がつくことで、視野の確保、身体の向き、パス方向など様々な要素が加わります。

試合中においても1本の角度のあるパスによって局面を打開へと繋がることも多いです。

 

○流れ:

1番下の選手がサイドの選手へボールを当てて、そのまま落としを受けます。

中央の選手は真ん中の三角のスペースでボールを受けます。

縦へ運び、マーカーの手前で切り返します。

そのままスタートラインまでドリブルで戻ります。

(途中、真ん中のマーカーを交わすとともに、サイドの選手からの横からのプレッシャーを交わすイメージでボールを運びます。)

※サイドの選手はDFに参加しない。もしくはパッシブ なプレッシャーで十分です。

 

○ポイント:

タイミングとパススピードが重要です。

特に斜めのパスの質(方向、強さ、タイミング)、中央の選手の動きのタイミングを合わせること。

 

○バリエーション:

  • 中央の選手は三角のスペース内に最初から位置し、止まった状態でボールを受ける
  • 中央の選手は一旦ボールによって、離れながら三角のスペースでボールを受ける
  • 1番下の選手からではなく、サイドの選手から中央の選手へパス

 

準備)

人数:6人以上

ボール:2個以上 道具:

マーカー/8枚

 

※紹介しているトレーニングは私が現地で行っている練習や現地の指導者が行なっていた練習など様々です。