説明)
十字にマーカーを配置し、ドリブルを行い、隣に位置する選手とワンツーを行います。
ワンツーで受けた選手は、ドリブルを開始し、同様の流れを繰り返し行うドリル練習です。
○流れ(1回目のアクション)
: 青の選手がドリブルで 白のマーカーの間をスラロームで抜ける 黄色のコールを周り、左隣に位置する赤の選手へパス ボールを受けた赤の選手はワンツーで赤と白のマーカーの間でボールを受け、 ドリブルを開始、同様の流れを繰り返す。
○ポイント
: ドリブルのスピードによって目的が異なるので、指導者は目的にあったスピードを要求する。
相手を抜く、縦に運ぶドリブル ⇨ 早いスピード、もしくは白の間を通る直前にスピードアップ
コーディネーション要素を求める ⇨ スピードは求めず、様々なフェイントを取り入れる。
赤のマーカーに対してどの位置でボールを受けるかによって、必要となる動きが異なる。
オフの状態でスピードに乗ってワンツー、もしくはワンツー時にスピードアップ ⇨ 赤のマーカーよりマイナス方向に距離をとって位置し、動きながらボールを受ける
横のステップ、後ろ方向へのステップからワンツー ⇨ 赤のマーカーの横(ややマイナス)、または真横でボールを受ける ワンツーのリターンは進行方向へ出す。
バリエーション)
ドリブル、フェインド、方向を変える、パスの種類(コンビネーション)など様々な組み合わせ、パターンを取り入れることが可能。
例: ドリブル
/ 白のマーカーの手前でシザースを入れてからスラローム 1つ目の白のマーカーはフェイントで交わす、2つ目の白のマーカーはボールを守りながら回転 方向を変える
/ 黄色のコーンを回るときは遠い足のインサイド 黄色のコーンを過ぎて、正面1番手前の白のマーカーまで行き、マルセイユルーレット パス交換
/ ワンツー リターンをその場に置く(止める) 赤のマーカーを過ぎるところまでドリブルで運び、横パス 赤のマーカーをターンするところまでドリブルで運び、縦パス(ボールを受ける選手はターンしてからドリブルを開始する) など
準備)
- 人数:8〜12名
- ボール:4個
- 道具:マーカー/12個(4個と8個の2色) コーン /1個(マーカーでもOK) ※