ドイツのサッカークラブのチーム名は実にシンプルです。主にSC(スポーツクラブ)などの略のあとに地名・創立年(数字)・色・FC(サッカークラブ)などで構成されていることが多いです。
私がドイツに来て、一番最初に所属し他クラブは『 Spvgg. Schwarz Weiß Düren 1896 e.V 』という名前でした。Spvgg.はSpielvereinigungの略で「遊び、ゲーム、試合、プレーなど」のSpielと「結合体、グループ」などの意味のVereinigungを組み合わせたもので、他のSchwarzとWeißは「白と黒」、Dürenは「デューレン(地名)」 1896は「創立年」、 最後のe.Vは、eingetragener Vereinの略で「登録団体」を意味します。
まとめると Spvgg. Schwarz Weiß Düren 1896 e.V = 活動クラブ白黒デューレン1899 といったところでしょうか。
その他の色では Rot-Weiß 「赤・白」がよく付けられています。
よく使われる略:
- FC (Fußballculb) ⇒サッカークラブ
 - FFC (Freuen Fußballculb) ⇒女子サッカークラブ
 - FSV (Fußball und Sportverein) ⇒サッカーとスポーツクラブ
 - SC (Sportclub) ⇒スポーツクラブ
 - SF (Sportfreunde) ⇒スポーツ仲間
 - Spvgg (Spielvereinigung) ⇒プレーする結合体
 - SV (Sportverein) ⇒スポーツクラブ
 - TSG (Turn – und Sportgemeinschaft) ⇒体操とスポーツ団体
 - Viktoria ⇒ヴィクトリア ※勝利の女神、ギリシャ神話のニケにあたる
 - Fortuna ⇒フォルトゥナ ※幸運の女神、ギリシャ神話のテュケにあたる
 - Borussia ⇒ボルシア ※ラテン語でプロイセンの意味になる。旧プロイセン王国地域のサッカークラブにつけられる
 - Eintracht ⇒アイントラハト ※一致、調和、協調の意味
 - 1.FC ⇒1.はその地域で1番最初にできたり、地域で1番を目指してという願いでつけられる
 - VfB (Verein für Bewergungsspile) ⇒動く遊びのためのクラブ
 - VfL (Verein für Leibesübungen) ⇒身体の運動・体操のためのクラブ
 

