ドイツの4部リーグはレギオナルリーガと言い、ドイツ全土に5つのリーグが存在しています。ドイツでプロサッカー選手として活動する上で一つの境界となるリーグです。
ブンデスリーガ1部、2部、ドイツ3部リーグはプロリーグとして全国で行われてます。4部リーグはクラブ、または選手によってはアマチュアクラブやアマチュア選手もプレーしていて、その待遇や環境はクラブによって大きく異なります。昇格となれば、プロリーグのドイツ3部リーグに所属となり、降格となれば、アマチュアリーグの5部リーグで戦うことになります。
そして、ドイツでプロ選手としてプレーを目指す日本人選手にとっても一つの大きな目標となるリーグであり、壁となるリーグでもあります。
今回は、2021年2月1日現在でレギオナルリーガ(ドイツ4部リーグ)に所属する日本人選手を紹介します。
※参照:kicker.de /個人調べ
レギオナルリーガ(北地域)Regionailiga Nord:0名
レギオナルリーガ(北東地域)Regionailiga Nordost:2名
- Yamada Shinji 選手 (26) FC Viktoria 1899 Berlin
- Yajima Rintarou 選手 (28) Berliner AK 07
レギオナルリーガ(西地域)Regionailiga West:7名
- Terada Shun 選手 (27) Rot-Weiß Oberhausen
- Uchino Takashi 選手 (19) Alemannia Aachen
- Ishibashi Keisuke 選手 (27) SV Straelen
- Mizuta Kaito 選手 (20) SV Staelen
- Odagaki Meguru 選手 (23) SV Bergisch Gladbach 09
- Ito Ryoya 選手 (22) Sportfreunde Lotte
- Takahara Masaaki 選手 (25) Bonner SC
レギオナルリーガ(南西地域)Regionailiga Südwest:4名
- Sawada Ko 選手 (29) TSV Steinbach Haiger
- Sakai Gossen 選手 (24) VfR Aalen
- Takehara Ryunosuke 選手 (20) FC Gießen
- Murata Masaki 選手 (21) Bayern Alzenau
レギオナルリーガ(バイエルン地域)Regionailiga Bayern:2名
- Watanabe Natstuhiko 選手 (25) FV Illertissen
- Kikuchi Ryusuke 選手 (27) VfR Garching
今は多くの10代の選手がトップリーグで活躍していて、日本からも若いタレントが出てくることが期待されていますし、今後の課題かもしれません。しかし、今シーズンの長谷部選手(アイントラハト・フランクフルト)の活躍を見ての通り、若い選手だけがチャンスを掴み、活躍するわけではありません。
勿論、過去の実績、経験、現在の実力、ポジション、チームが求めるサッカー、時代が求めるサッカーなど様々な影響を受けるサッカーですが、経験をチームに還元する、チームにプラスとなる行動をするという点での日本人選手の平均的なピーク年齢はいくつくらいなのでしょうか。
来シーズンこの中からドイツ3部リーグ、日本のJリーグなどで活躍する選手が出ることを期待しています。
2020年12月に『TakeruArai オンラインショップ』も開設しました。こちらでは、私がドイツサッカーと関わってる中で感じたことなどを日本での経験なども踏まえ、お話させていただきます。ドイツサッカーについて知りたい方、指導者の方、保護者の方や選手なども興味のある方はご利用ください。