○攻撃側のフォーメーション
( 4 – 2 – 1 – 3 )
守備側のフォーメーション ( 4-2-1-3 )
2014年にドイツに来てから、近年(2024年)でも一番多く見るフォーメーションである。
1トップがCBにプレッシャーをかけてサイドへ追い込む。
そこからの縦パスでに対して各マッチアップの1対1での勝敗が重きをおく。
CBがカバーに入る。
中盤でのセカンドボールをどちらが拾えるかが試合の流れがどちらに転ぶか決めることも多い。
攻撃側)は、
ワイドのスピード、斜めのロングボール、サイドを変えて、逆サイドでの1対1勝負を狙ってくることが多く、ここの能力に依存する部分が多い。
CBが縦に運ぶドリブルで数的優位を作るか、SBの選手が1対1で勝利し、数的優位を作ってくることも多い。
守備側のフォーメーション ( 4-4 ( Box) -2 )
中盤の3枚に対して、4枚の中盤を置く。
オフェンシブの中盤が数的優位のため、状況に応じてプレッシャーを与える相手が変わる。
FWの追い込み方、オフェンシブの中盤の判断が大事になる。
ドイツでは、 「 2枚マークする相手がいるよ!! 」と発言を耳にする。小さい年代から1対1を多く行っており、スペースを埋める、ズレるという考えを理解することが苦手な選手は多いように感じる。
守備側のフォーメーション ( 4-4 (Raute) -2 )
攻撃がサイドバックにパスを出した場合、
近いFWがプレスをかけて、逆のFWが絞るのか、MFサイドの選手が外へズレ、ボランチが中間ポジションを埋める。
複数の選手にプレッシャーをかけるため、オフのポジショニング、運動量、連動が大事となる。どこまでプレッシャーをかけ続けることができるかが大事にもなってくる。
守備側のフォーメーション ( 3-5-2 )
ほぼマンツーマンのマッチアップとなる。
DFの逆サイドが絞ることで、最終ラインは半数的優位の状態を作れるが、
斜めの鋭いパスを出せる相手、中盤での早い展開をされると厳しい状態へとなることが多い。
今回は、
サイドに追い込んで、ボールを奪うことを前提としている。
中央に追い込むか、
バックパス後にプレスをかけるか、
有的優位で奪うか、
マッチアップで奪うか、
個々で奪うか、2名で奪うか、グループで奪うか、システムで奪うか、
どのエリアで奪うのか、前線からのプレスか、中盤でのプレスか、引いた状態からプラスかもチームとしての共通意識として持っておく必要がある。
または、決まった状況になったときにプレスをかける。という決まりを採用することもできる。
(短い弱いバックパス、○○から○○へのパス後、とあるポジションの選手にプレッシャーがかかり、足元にボールが詰まった状態のとき。などなど)
フォーメーションはあくまで配置であり、どう動くかは、チームや状況、個人の判断となる。
11人制以降ではピッチも広くなり、オフのポジショニング、いつどこに動くかがとても大事になる。
しかし、最後のマッチアップでどのようなアクションを見せられるかもとても大事なので、1対1が大事なことに変わりはない。