ドイツで職場を変える 〜2020年コロナ禍〜

ドイツに滞在する目的や活動などは人それぞれですが、私たち外国人がドイツに滞在するためには滞在許可(ビザ)が必要になります。コロナ禍で大変な時期ではありますが、今後のドイツ生活や自分の目標、様々なことを考え職場を変えることにしました。

2020年8月中旬から動き始め、11月中旬に労働局からの承諾が来たと外国人局から連絡は入り、12月上旬にビザの書き換えに行きます。

 

今までの滞在許可(ビザ)

  • 2014年4月から ワーキングホリデービザ(日本で取得)
  • 2015年4月から 語学ビザ(現地の語学学校に通うことで滞在許可を取得)
  • 2016年4月から 大学準備ビザ・語学ビザ
  • 2017年1月から フリーランスビザ(スポーツトレーナー、サッカー指導者、コーディネーター)
  • 2018年1月から フリーランスビザの仮ビザ(ビザ更新のための外国人局内での確認や書類のやり取りに時間がかかったため)
  • 2018年6月末  ※ビザが更新できず強制帰国
  • 2018年10月から 観光ビザ
  • 2018年12月から 就労ビザ(現地企業)
  • 2019年4月から 一度降りたビザは基本的には取り下げられないと担当者から言われました。(※2018年12月に降りたビザが2020年まで有効なため、そのビザで滞在)
  • 約半年間、職場が決まっては急に断られ、外国人局に申請しては長い期間待たされ、、、の期間。
  • 2019年10月から 新しい職場の就労ビザを取得
  • 2020年9月末  今までの職場を離れる(2019年10月に降りたビザが2022年まで有効なため、そのビザで滞在)

 

今回の職場変更とビザ書き換えまでの流れ

  • 2020年8月 職場を変更することを決める(新しいサッカーのシーズンの状況と今後の生活のことを考えて)
  • 2020年8月下旬 面接⇨OKをもらう
  • 2020年8月下旬 現在の職場に伝え、解約書を提出
  • 2020年8月下旬 新しい職場と労働契約書を交わし、ビザ取得に必要な書類をもらう
  • 2020年9月上旬 外国人局にビザ書き換えの書類をメールを送信、さらに書類を郵送(コロナの関係で実際に外国人局へ行くことができないため)
  • 2020年9月中旬(約2週間後) 外国人局から返信があるが、現在のフランクフルトが定める金額に満たしていないので承認できない。※家賃によって、必要な最低賃金は異なりますし、過去と今では市が定める最低賃金も異なるようです。徐々に上がってきています。
  • 2020年9月中旬 新しい職場に内容を説明し、条件を満たす内容に変更してもらう。
  • 2020年9月中旬 新しい契約内容の書類を外国人局へメールで送信し、書類を郵送

ここまではスムーズでしたが、ここから約2ヶ月間返信なし。その間数度、メールを送信し、留守番電話にメッセージを残しました。(2週間に1回くらい)

  • 2020年11月中旬 外国人局から返信が届く。(労働局からの承認を得て、ビザの書き換えを12月上旬にするという内容)

 

 

ドイツ人に聞いても、今までの経験から考えても基本的にはちゃんとすればビザは降りる。という認識ですが、今回は時期が時期でコロナによって様々な頃が不透明な状況にありましが、外国人局から返信が来てホっとしています。

サッカーの指導が目的ではありますが、なかなか指導者としてビザを取得することは困難です。もちろん選手も同様です。サッカーを仕事にすることもOKだし、好きなサッカーに関わるために他の仕事をするのもOKだと思います。今回も私の活動に理解のある職場に巡り合えたことはありがたく思います。

今までの経験や今の経験、これからの私の活動が繋がり、主としてサッカーを通じて誰かのプラスになるように頑張っていきたいと思っています。