2022年2月にヘルテン(ドイツ北西部)で開催される『第35回 インターナショナル U-11・ユーロカップ』本戦の出場をかけた予選大会に参加してきました。
2021年10月16日、17日にノルトライン・ウェストファーレン州ボーフムで開催された予選大会には、私たちフランクフルト以外にもベルリン、ケルン、ベルギーなどから計16チームが集まり、2日間に渡って開催されました。
大会方式
- 16チームを2リーグ(各8チーム)に分け、その後上位リーグと下位リーグで順位を決定する。
- 1試合:14分
- 7人制
- 自由交代
- ゴールキックからセンターラインを超えてのロングボールは禁止
参加チーム
参加チームのレベルは街クラブの中〜上レベルで、上位リーグと下位リーグではレベルの差は大きかったです。
フランクフルトの予備リーグでは、毎試合15点以上の差での試合が続いていたので、2日で14試合が確保されているなかで、さらに上位リーグでの拮抗した試合は子供たちにとって良い経験となったと思います。
全体としては個々の技術の差、複数やチームとしての差が顕著に現れていました。ひとつの目安として ダイレクトパス ができる選手とそうでない選手、できるチームとそうでないチーム、サッカーに大きさ差があったように感じます。
私たちのチームでは、初日はみんないきいきとプレーしていました。2日目は上位リーグであることや本大会への出場権がかかっていること、1位という目標の中で臨んでいたこと、さらに移動や初日の疲れから、半分くらいの選手は緊張し、普段のチカラを出せずにいました。
ここでのアプローチは2点、戦う雰囲気を出し、アドレナリンを出し、勢いで臨む。もしくは冷静に話をして、落ち着かせて、頭の中はクールに臨む。
選手によって、合うパターンがありますが、チームとしては前者を選び、個々の選手ごとに冷静なアプローチを入れるのが個人的には良いかなと感じました。
話をして冷静になる子もいれば、リフティングやパスをしてボールを触ることで冷静になる子、少し遊び要素の動きを入れることで冷静になる子。と様々です。
1位がまだ決まっていない試合で味方がゴールしたときにベンチから飛び出して喜び合っていた光景は印象的でした。
最終順位
2日目:5勝0敗2分(2日間:12勝0敗2分)
見事1位でこの大会を終え、2022年2月に開催される本大会への出場権を得ることができました。2月の大会にはドイツ、オランダのトップクラブが参加するので、今からとても楽しみです。
参加予定チーム
これからフランクフルトではリーグ戦が行われ、カップ戦もベスト16の試合が残っています。さらに練習を積んで、来年の大会でもおおいに暴れてほしいです。
今回は選手各自で移動、もしくは乗り合わせで移動しました。フランクフルトからは約3時間、休憩や渋滞などでもう少し時間はかかりました。
ホテルは保護者の方がまとめてくれて、ボーフム中央駅付近のホテルにみんなで泊まりました。部屋は家族ごとで、日本の遠征からイメージするととても自由でラフな感じです。初日の夜にロビーで5分くらいチームとして話をして、2日目の朝に15分くらい散歩に行った以外は、それぞれ家族の時間という感じです。