2021年11月後半、
ドイツもだいぶ寒くなり、ドイツの冬という天気が続きます。フランクフルト市内などはまだ雪は降っていませんが、少し離れた地域ではすでに雪も振り外でサッカーができる期間も限られてきました。
今回はアウェイでマインツ市の強豪:TSVショット・マインツと練習試合を行いました。お互いに育成に力を入れていて、すでに数試合9人制で練習試合を行なっていることもありU-11ですが、9人制(30分ハーフ)で試合をしました。
結果:
まだまだ課題はあるものの終始ポジティブに積極的に戦い、結果もついてきて、良い練習試合だったと感じます。
オフサイドなしの7人制とありの9人制、前線の攻撃陣や守備の最終ラインのオフでのポジショニングはまだまだこれから学んでいきます。
ピッチを広く、有効に使うもの課題です。
U-11、U-10/9 ではやはりオン(ボールあり)の練習が多くなるため、オフでの理解には大きな差があります。練習でもこの時期に必要でしっかり伸びるオン(ボールあり)のトレーニングが中心になってきますが、そのなかでもサッカーを理解しながらプレーしている子供たちもいます。
サッカーを理解したなかで、オンのプレーを発揮できる子供たちとその場でその場からスタートするオンのプレーでは局面の結果も判断も大きく変わってきます。この時期に必要なサッカーを楽しみ、ボール扱いに慣れ、様々な動きを経験しながらも少しづつ考えるというところにもアプローチが必要になってきます。
TSVショット・マインツ(TSV Schott Mainz)
マインツ市には 1.FSVマインツ05 というブンデスリーガクラブがあり、TSVショット・マインツはその次に強豪と言われるクラブです。
- 成人 :レギオナルリーガ(4部)
- U-19 :レギオナルリーガ(2部)
- U-17 :フェアバンツリーガ(3部)
- U-15 :レギオナルリーガ(1部)
ブンデスリーガのクラブではよく耳にする育成のパートナークラブですが、このTSVショット・マインツにも2つの育成パートナークラブがあります。またクラブ単位においても同じカテゴリーで複数のチームを抱えるのではなく、すくないチーム数で活動しています。
今回練習試合をしたE-ユース(U-11/10)は6チーム抱えている私たちのクラブと違い、U-11、U-10のそれぞれ計2チームの保有となっています。
また、2021年12月現在で、14の部門、30の種目、4100名の会員から成り立っています。
TSVショット・マインツ(ホームページ/ドイツ語)