2021年12月中旬、アウェイで年内最後の練習試合を行いました。
相手は、過去に敗戦を喫しているVf`Bウンターリーダーバッハ、相手はU-13の2軍で1、2つ学年の上のチームとの対戦でした。
結果は、
引用:FUSSBALL.DE
今回は、U-13の6軍として9人制(30分×2本)で行い、
VfBウンターリーダーバッハ 2−4(0−1/2−3)Spvgg.05オーバーラード
で勝利することができました。
今回は内容も結果も良かったと思います。
ボールもよく動き、良い動き(ここに関しては課題が多い)も見られ、個々の長所が終始発揮された試合でした。
中でも、縦のスペースへのパス、DFからFWへのボールの2点に関しては今まであまり見られないプレーで、特にここに特化して練習を行なってきたわけでもないので、日々の練習、試合、ここの長所や考えのなかから現れたプレーでないかと思います。
縦のスペースへのパス
出しての能力(彼の長所)はあったが、良いタイミングで走る選手、気づく選手がいなかった。今回はグランドも広く、1トップの選手が良いタイミングで動いていた。
アップで足元に入ってからシュートが多かったが、スペースからのシュートも取り入れた。すぐに効果が出るものではないが、動きの経験としては必然的に繰り返される。
DFからFWへのボール
試合前の指示でDFの2名に斜めのロングボールを視野に入れておいて、試すことを伝える。力が足りず、逆サイドまでは届かないが結果、FWでの良いボールとなった。
このボールの動きは今まで少なかったので、ここからのアイディアや判断も加わればもっとバリエーションのある攻撃につながるであろう。
今後、このような攻撃をオプションで持つのであれば、サイド、中盤の選手のスプリント能力、単純なスピードも必要となってきます。そういった意味でもスピードとは武器であり、大いにチームに貢献してくれます。
選手の成長は様々です。個々で特徴も違います。年代において成長しやすい分野があるので、練習においてその分野は抑えなければなりません。
サッカー理解という意味でも選手で成長具合は様々です。練習のなかで反復して身体で覚えていく、選手とコミュニケーションをとって状況や狙いを理解したなかで伝えていく。個々の特徴を活かすポジションでプレーし、成功体験をしやすい状況を作る。など様々なアプローチがあります。
この年代においてもサッカー理解は大切だと感じます。
ボールの流れ、相手や味方のポジショニングや動きや特徴、相手がどいうったサッカーをするか、試合の狙いなどを理解したなかでプレーするのとその場その場でプレーするのでは大きなパフォーマンスの差があります。