今回はドイツサッカー連盟(DFB)の指導者ライセンス制度について大まかにまとめています。
ドイツでは、ライセンスによって指導できるカテゴリーが変わってきます。例えば、プロリーグの監督になるためには最高位のプロライセンスが必要となり、4部リーグではA級ライセンス、B級ライセンスでは5部リーグの監督になれる資格となっています。また、女子リーグやユース年代もカテゴリーによって、必要なライセンスが変わってきます。
※引用:ドイツサッカー連盟ホームページより(https://www.dfb-akademie.de/entwicklungstreppe-fuer-trainerinnen/-/id-11009546)
指導レベル:地区レベル
講義数:120
取得までの期間:3−10週間
受講資格:15歳以上(16歳以降に交付)
※管轄は地区サッカー連盟となります。該当するサッカー連盟の公式サイトにて確認ください。
※引用:ドイツサッカー連盟ホームページより(https://www.dfb-akademie.de/entwicklungstreppe-fuer-trainerinnen/-/id-11009546)
指導レベル:中間レベル(成人5部リーグ以下、ユースと女子の3部リーグ以下/監督として)
講義数:140
取得までの期間:3−10週間
受講資格:16歳以上
※管轄は地域サッカー連盟になるため条件や受講資格がことなる場合があります。詳細は該当するサッカー連盟公式サイトにてご確認ください。
※引用:ドイツサッカー連盟ホームページより(https://www.dfb-akademie.de/entwicklungstreppe-fuer-trainerinnen/-/id-11009546)
指導レベル:B級と同様、ユース年代においては地域リーグを除く2部リーグでの監督の資格あり
講義数:160
取得までの期間:3−4ヶ月
費用:1,900−2,000€(約26万円 / 1€=130円計算)
受講資格:B級ライセンス保持、B級ライセンスの一定以上の成績を収めた場合、ドイツプロリーグ(ブンデスリーガ1部、ブンデスリーガ2部、3部リーグ)での7年以上の選手経歴がある場合など
※ここから管轄はドイツサッカー連盟(DFB)となります。
※引用:ドイツサッカー連盟ホームページより(https://www.dfb-akademie.de/entwicklungstreppe-fuer-trainerinnen/-/id-11009546)
指導レベル:成人4部リーグ、女子ブンデスリーガ2部、プロリーグのアシスタントコーチ
講義数:360
取得までの期間:6−8ヶ月
費用:6,000−9,000€(約78-117万円 / 1€=130円計算)
※引用:ドイツサッカー連盟ホームページより(https://www.dfb-akademie.de/entwicklungstreppe-fuer-trainerinnen/-/id-11009546)
指導レベル:A級ライセンス指導範囲、U-19/17ブンデスリーガなど
講義数:540
取得までの期間:10−11ヶ月
費用:12,000−16,500€(約156-214.5万円 / 1€=130円計算)
※引用:ドイツサッカー連盟ホームページより(https://www.dfb-akademie.de/entwicklungstreppe-fuer-trainerinnen/-/id-11009546)
指導レベル:プロリーグ、代表監督
講義数:700
取得までの期間:12−15ヶ月
費用:19,000€(約247万円 / 1€=130円計算) + α
参照:ドイツサッカー連盟ホームページ(https://www.dfb-akademie.de/entwicklungstreppe-fuer-trainerinnen/-/id-11009546)
※2022年1月9日現在の情報