説明）
試合前のウォーミングアップの一例を紹介します。
#56で紹介したアップと重複する部分もありますが、今回はより簡易的なオーガナイズ（同じオーガナイズ）での内容を紹介します。
U13/11を想定して、全体で20〜30分となります。
○流れ：
1：動作
2：ドリブル（2種類）
3：パス（時間内で複数のバリエーション）
4：シュート（3種類）
1：動作 ここでは、一般的な様々な動作を入れたり、ステップを入れたりして動きの経験、確認をメインとします。
2：ドリブル 方向転換のあるドリブルと直線的なドリブルの2種類です。 ここでも最初は60-70%くらいのスピードで行い、ボールの感覚の確認、グランドの確認、徐々に身体を温めることをメインとします。 1、2の間やセッションの途中に動的ストレッチやその場でのステップも入れましょう。
3：パス 対面でのパス&コントロール（&ゴー）を行います。 タッチ数やコントロールの種類など複数のバリエーションを確認しましょう。
※角度のあるパスは4：シュート内に含まれているのでここでは単純な対面でのパスを行います。
4：シュート シュートがメインですが、角度のあるパス、足元へのパス、スペースへのパスやワンタッチパス、コントロールなどの要素が入っています。
※4：シュートの3種類目（スペースで受ける）は全てトップスピードで行います。
※ 今回紹介する試合前のウォーミングアップでは、対人、ポゼッションなどは入っていません。チームのコンセプトや年代によって取り入れていきましょう。 紹介したすべてを行う必要はなく、必要とされる内容のいピックアップして行うことも可能です。
※ GKは1、または2まで行っても、最初から別メニューで行うことも可能です。
注意点）
- いきなり100％で行わない。
- 動的ストレッチを入れる。
- 様々な動作やステップを入れる。
- 最低15分は行う。
- 最後にトップスピードを入れる。
準備）
- 人数：6〜12名（FPのみ）＋GK
- ボール：6個〜
- 道具：マーカー/22枚（3色くらいあると説明しやすい）
※紹介しているトレーニングは私が現地で行っている練習や現地の指導者が行なっていた練習など様々です。