ヘッセン州には2つのブンデスリーガクラブ
- アイントラハト・フランクフルト(1部)
- SVダルムシュタット98(2部)
2つのレギオナルリーガ(4部リーグ)参戦のクラブ
- FSVフランクフルト
- キッカーズ・オッフェンバッハ
州は異なりますが、近郊の都市マインツ市には
- 1.FSVマインツ05(ブンデスリーガ1部)
- TSVショット・マインツ(レギオナルリーガ/4部)
などの強豪クラブがあります。
今回参加した Reitzel & Zwahr Cup には、ヘッセン州の強豪クラブに加え、TSGホッヘンハイムなど計16チームが参戦しました。
大会概要
- 参加チーム :16チーム
- カテゴリー :U11
- 試合形式 :9人制
- 試合時間 :20分(10分で水分補給休憩)
- 大会形式 :4チームの予選リーグ⇨上位2チームが上位リーグ進出/4チーム×2リーグ⇨3、4位同士で順位決定戦、上位2チームで準決勝、決勝
結果
予選リーグ
- 対 TSGヴィーゼック ◯ 2−1
- 対 1.FCランゲン ◯ 3−1
- 対 TSGホッフェンハイム △ 0−0
チャンピオンズリーグ
- 対 FSVフランクフルト ◯ 2−0
- 対 SVエアツハウゼン ◯ 5−0
- 対 キッカーズ・オッフェンバッハ ◯ 2−0
準決勝
- TSVショット・マインツ ◯ 1−0
決勝
- FSVフランクフルト ◯ 3−0
チーム名としてはアイントラハト・フランクフルトとTSGホッフェンハイムがブンデスリーガのアカデミーチームということで、優勝候補であったと思います。しかし、アイントラハト・フランクフルトはここ数年でU10,9のチームを設立、TSGホッフェンハイムはU11からチーム活動開始(U10,9も含む)、キッカーズ・オッフェンバッハはU11からチーム活動開始、FSVフランクフルトはU12からチーム活動開始するにあたっての準備期間として参加、さらに小さい年代ではチームに入れる範囲もそれほど広くないため、Jr.ユース年代、ユース年代などと比べると街クラブとの差はそれほど大きくない場合があります。
アイントラハト・フランクフルトは準決勝でFSVフランクフルトにPK戦で敗退
チームとしては、予選2戦目の1.FCランゲン戦、チャンピオンズリーグ1戦目のFSVフランクフルト戦が難しい試合と感じました。
1.FCランゲン戦は、緊迫した1戦目のあとの試合でした。前予想では勝てるであろう相手(初戦で0−5で敗戦している)、1戦目は天然芝で行い、2戦目は人工芝(結構古め)での試合。
様々な要素が関与しているなかで、良い集中力(雰囲気)へ持っていくことができませんでした。
チャンピオンズリーグ1戦目のFSVフランクフルト戦も前の試合から1時間30分くらい空いたあとの試合ということで同じく、良い集中力(雰囲気)へ持っていくことができませんでした。
まだまだ小さいこの年代では、技術的に高い選手、大きい選手、速い選手は各チームにいます。
どこにチームとしての差があるか
- 総合力
- 集中力
- 状況理解と状況判断
- 細かい技術の差
- オフのポジショニング
この先U12,13と進むなかでは、U11までに
- 全力で取り組める
- 相手や審判ではなく自分たちに集中できる
- 止める・蹴る(20m)
- 運ぶ(自由にボールを扱える/守る・仕掛ける)
- シュート(インステップ/15m)
- 状況理解(相手に対して2つ以上の選択)
- 1タッチパス
- 相手に不安なく身体をぶつけられる
- 個の特徴、武器を持つ
などを伸ばすことができたら次に良い形で繋がるのではないかなと感じます。