2023年4月5日から4月9日にかけて、スペインのカタルーニャ州にあるコスタ・ブラバで行われた国際大会に参加してきました。
※コスタ・ブラバは海岸の名前
大会概要
- 主催:MICフットボール( https://micfootball.com/en/home-english/ )
- 開催期間:2023年4月5日から4月9日
- 開催場所:スペイン(カタルーニャ州 / コスタ・ブラバ)
- カテゴリー:U-19 から U-12
- 参加国:世界各国
- 参加チーム:世界トップクラブからカタルーニャ州街クラブまで
- 全64チーム
- 4チーム x 16リーグ で予選(上位2チームが決勝トーナメント進出)
- ベスト32以降はノックアウト方式
- 25分ハーフ(計50分)
- ベスト16まで1名審判(ベスト8から3名審判)
- 11人制
- 自由交代
- 2名まで1つ上の年代の選手登録、出場可能(オーバーエイジ枠)
Spvgg.05オーバーラート の結果
予選
決勝トーナメント:1回戦(ベスト32)
対 RCDE ヘルシンキ(ヘルシンキにあるRCDエスパニョールのアカデミー)
2−2(PK戦:勝利)
決勝トーナメント:2回戦(ベスト16)
対 マンチェスター・ユナイデット(プレミアリーグ)
0−0(PK戦:敗戦)
大会を終えて
相手チームがどの選手を登録し、起用してきたかは分からないので、どの程度本気モードかは定かではないが、この年代での世界のトップクラブのレベル感を知ることが出来たのはとても大きい収穫となった。
スペインのチームも 4-2-1-3 (または4-1-2-3) が多く、しっかり繋いでくるサッカーをしていた。
審判のレベルは分からないがボディコンタクトによるファールを多く取られたので、下のレベルではそこまで激しくないのかと予想してしまう。ベスト16からはバチバチにぶつかり合っていたので、チームレベルによるのであろう。
U14には
- ユベントスFC(🇮🇹イタリア)
- マンチェスター・U(🏴イングランド)
- マンチェスター・C(🏴イングランド)
- クリスタル・パレス(🏴イングランド)
- FCバルセロナ(🇪🇸スペイン)
- アトレティコ・マドリード(🇪🇸スペイン)
- カルフォルニアにあるアーセナルFCのアカデミー(🇺🇸アメリカ)
などが上位に進み、決勝は、
FCバルセロナ 対 アトレティコ・マドリード で0−0(PK戦)でアトレティコ・マドリードが優勝となった。
FCバルセロナは、やはりFCバルセロナであり、ポゼッションサッカー、ショートパスでの局面打開、テクニカルでクレバーな中盤、大きい選手、早い選手もしっかりいて、興味深いサッカーを見せてくれた。
今回見た中では、スペインが一つ抜けている印象を受けた。大人のサッカーに近く、チームの武器がありながら弱点は少ない。
さらに興味深かったのがアメリカのアーセナルFCのアカデミーチームである。ウォームアップを見た感じでは予選敗退しそうな技術レベルと雰囲気ではあったが、準決勝までにRCDエスパンニョール、クリスタル・パレスを撃破している。
準決勝のFCバルセロナ戦では、少し間延び間はあるが、チーム全体での守備、CBの潰し役のキャプテンがチームを鼓舞し、まとめ組織としてまとまっていた。ここでは0−6と力の差が出てしまったが、ドイツではあまり見ないサッカーを見せてくれた。
今大会ではオーバーエイジ枠が2つあり、どのチームが使って来たかは分からないが、ベスト8以上では少なくとも3名の大きな選手はいる。中には高校3年、大学生かというくらいの選手もいた。
チームカラーがあり、チームと個のバランスが取れているチームはやはり強い。
個、グループ、チーム、
技術、身体能力、メンタル、戦術
チームカラーや選手、監督のキャラクター など
様々な要素があるので、さはりサッカーは面白いスポーツである。