2019/20シーズンのブンデスリーガ1部もついに開幕を迎え、【 バイエルン・ミュンヘン 対 ヘルタBSC 】の一戦は 2-2 の引き分けに終わりました。
U19ブンデスリーガもすでに開幕を迎え、アイントラハト・フランクフルト U19 は2019年8月11日(日)にアウェイでSCフライブルクと戦い 2-2 の引き分けに終わっています。ホーム開幕戦は2019年8月17日(土)の11時00分キックオフでFCインゴルシュタット04と対戦します。
さて、育成大国と呼ばれているドイツですが、実際にクラブ単位ではどれだけの選手が育ちチームに在籍しているのでしょうか。今回は2019/20シーズンにアイントラハト・フランクフルト U19 に在籍している選手を調べてみました。
結果:
※参考;アイントラハト・フランクフルト:ホームページ:アカデミー選手のプロフィールより
アイントラハト・フランクフルトのアカデミーでは、U15以降を強化部、U14以下を育成部として分けられています。日本ではU18、U15、U12と3年ごとにチームを変わることが多いですが、ドイツでは毎年2回移籍期間があり、夏の移籍期間に多くの移籍が行われます。
U13までの公式戦では、9対9で少し小さめのコートで試合が行われます。※U11は7対7でさらに小さいコートで行われます。 U15(U15/14)以降11人制になり、U17でさらに身体も大人に近づいてくるので、この時期での伸びしろはなかなか予測するのが難しいです。
結果的には強化部から在籍している選手が19名、U17(U17/16)から在籍している選手が10名ですので、U15以降にフルピッチで同じ強豪チームと対戦してどれだけ結果を残せるのかがひとつの目安になるのではないかと考えられます。U11(U11/10)から残っている選手はたった2名です。このカテゴリーは試合も7対7で行われますので、在籍人数も10名ほどと予想されます。ですので元々の人数もそれほど多くはありません。
私の個人的な印象では、クラブで理念や哲学を持ち選手を発掘、育成していこうとは思っているが、アイントラハト・フランクフルトはフランクフルト市に本拠地を置き、人口も多く、交通の便も良いです。歴史と名前のあるクラブですので、声をかければ入りたい選手は多くいるでしょう。よって、実際には地域で育てているという印象を受けます。
今シーズンからU13以下(U13/12/11/10)のチームは公式戦に参加せずに練習試合のみを行っていくようです。※昨シーズンまではU13のみがこのスタイルで行っていました。 多くの監督も変わり、新しい育成を築き上げていこうとしているようです。今後、どのように進むのか、どれだけの選手が育ち、トップチームへと昇格するのか、またトップリーグで活躍するのか楽しみであります。