現在の日本サッカーにおいては、まず高校生年代で高校かユースかという選択しがあり、
高校(U18)卒業後も大学、社会人、プロリーグ、海外などさまざまな選択肢があります。
プロへの選択肢がある選手もプロか大学か!?という議論をよく耳にします。
ユースとトップの差は大きく、まだまだ成長度合いに差がある18歳、19歳にとって、高校卒業後の数年をどこでプレーするかはとても大きな影響を与えるでしょう。
この議論に正解はなく、プロを選択して良かった人もいれば、まだ早かったという人もいるでしょう。逆にプロは早いと判断し、大学を選択してもそのまま成長し、大学卒業後にプロへの道へ繋がる選手もいれば、先にプロに行っておけば良かったと感じる人もいるでしょう。
私の考えとしては、希望とするレベルと自分の実力を見極め、自分のサッカースタイルに合うチーム且つプレー時間が確保できるチームを選択するのが良いのではないかと思います。
ドイツでは、U19をユースの最高学年として、その後は成人リーグへと進みます。
しかし、ブンデスリーガのアカデミー選手にとってはユースとトップとの間には日本同様とても大きさ差が存在します。
ブンデスリーガ1部には、自国の選手のみでなく各国の代表レベルの選手がプレーしています。
ブンデスリーガクラブの多くは、可能性のある選手のプレー時間や成長などを考えU21、U23チームを抱えているクラブを多いです。
U21、U23は独立したリーグではなく、成人の3部、4部、5部など各クラブの1軍が参戦しているリーグでの戦いとなります。
2024/25シーズンの2軍の有無と成績
ブンデスリーガ1部
- 1 : FCバイエルン・ミュンヘン ⇨ 4部:4位
- 2 : バイヤー04レバークーゼン ⇨ 2軍なし
- 3 : アイントラハト・フランクフルト ⇨ 4部:16位(5部降格⁉︎)
- 4 : ボルシア・ドルトムント ⇨ 3部:17位(4部降格⁉︎)
- 5 : SCフライブルク ⇨ 4部:7位
- 6 : 1.FSVマインツ05 ⇨ 4部:12位
- 7 : RBライプツィッヒ ⇨ 2軍なし
- 8 : ヴェルダー・ブレーメン ⇨ 4部:4位
- 9 : FfBシュトゥットガルト ⇨ 3部:15位
- 10 : ボルシアMG ⇨ 4部:7位
- 11 : VfLヴォルフスブルク
- 12 : FCアウグスブルク ⇨ 4部:12位
- 13 : 1.FCウニオン・ベルリン ⇨ 2軍なし
- 14 : FC St.パウリ ⇨ 4部:10位
- 15 : TSGホッフェンハイム ⇨ 4部:1位(3部昇格⁉︎)
- 16 : 1.FCヘイデンハイム(2部:3位と入れ替え戦) ⇨ 2軍なし
- 17 : ホルシュタイン・キール(2部降格) ⇨ 4部:17位(5部降格⁉︎)
- 18 : VfLボーフム(2部降格) ⇨ 5部:2位(残り2試合)
ブンデスリーガ2部
- 1 : 1.FCケルン(1部昇格) ⇨ 4部:8位
- 2 : ハンブルガーSV(1部昇格) ⇨ 4部:8位
- 3 : SVエルフェアスベルク(1部:16位と入れ替え戦) ⇨ 5部:12位
- 4 : SCパーダーボルン07 ⇨ 4部:9位
- 5 : 1.FCマグデブルク ⇨ 5部:1位(4部昇格⁉︎)
- 6 : フォルトゥナ・デュッセルドルフ ⇨ 4部:11位
- 7 : 1.FCカイザースラウテルン ⇨ 5部:3位(残り2試合)
- 8 : カールスルーエSC ⇨ 6部:2位(残り2試合)
- 9 : ハノーファー96 ⇨ 3部:18位(4部降格⁉︎)
- 10 : 1.FCニュルンベルク ⇨ 4部:11位
- 11 : ヘルタBSC ⇨ 4部:10位
- 12 : SVダルムシュタット98 ⇨ 5部:6位(残り2試合)
- 13 : SpVggグロイター・フュルト ⇨ 4部:5位
- 14 : FCシャルケ04 ⇨ 4部:14位
- 15 : プロイセン・ミュンスター ⇨ 5部:7位(残り2試合)
- 16 : アイントラハト・ブランウンシュヴァイク(3部:3位と入れ替え戦) ⇨ 5部:13位
- 17 : SSVウルム1846フースバル(3部降格) ⇨ 2軍なし
- 18 : ヤーン・レーゲンスブルク(3部降格) ⇨ 4部:13位
3部リーグ
- 1 : アルミニア・ビールフェルト(2部昇格) ⇨ 2軍なし
- 2 : ディナモ・ドレスデン(2部昇格) ⇨ 2軍なし
- 3 : 1.FCザールブリュッケン(2部:16位と入れ替え戦) ⇨ 6部:1位(残り1試合)