ドイツ5部リーグ:ヘッセンリーガ(州規模)

ドイツのサッカーリーグは、ブンデスリーガ1部を頂点にピラミット上にリーグが存在する。

 

ブンデスリーガ1部、ブンデスリーガ2部、3部リーグは、プロリーグ(全国リーグ)、

4部は、レギオナルリーガといい、正式にはプロリーグではないが、プロリーグに近いセミプロリーグ(ドイツ全土に5つ)と言える。

 

5部以下は、アマチュアリーグとしてドイツ全土に14つ存在する。

 

 

以下、ドイツ全土にある5部リーグ

  • Bayernliga Nord
  • Bayernliga Süd
  • Bremen-Liga
  • Hessenliga
  • Mittelrheinliga
  • Oberliga Baden-Württemberg
  • Oberliga Hamburg
  • Oberliga Niederrhein
  • Oberliga Niedersachsen
  • Oberliga NOFV – Nord
  • Oberliga NOFV – Süd
  • Oberliga Rheinland – Pfalz/Saar
  • Oberliga Schleswig-Holstein
  • Oberliga Westfalen

※個人調べ

 

今回は、ヘッセンリーガについて紹介します。

 

※参照:FUSSBALL.DE(https://www.fussball.de/spieltagsuebersicht/lotto-hessenliga-hessen-hessenliga-herren-saison2425-hessen/-/staffel/02PPDO1UTO00000EVS5489B4VSOV4IQ0-G#!/section/table

※2024年9月8日現在での順位表

 

ヘッセン州規模のリーグで、19チーム、494名が登録されている。

 

様々な条件がありますが、1位は4部昇格、2位は4部入れ替え戦、6チームが降格(6部はヘッセン州に3つのリーグがある)、

SVダルムシュタット98(ブンデスリーガ2部)のU21チームと

TSVシュタインバッハ・ハイガー(4部リーグ)の2軍も参戦しています。

 

市場価値がついている選手は2名ですが、中には好条件の選手も多くいると思われます。実力的には4部以上でプレーできる、過去にブンデスリーガや3部、4部でプレーしていたが様々な理由で5部でプレーしている。

例)

4部はプロチームとなるので、今はそのレベルではない

4部はプロチームで、その実力はあるが時間が合わない

試合に出たい

助っ人としてプレー

など

  • (33) 4部/フランクフルト2軍、キッカーズ・オッフェンバッハなどで245試合に出場。
  • (32) 3部/キッカーズ・オッフェンバッハで9試合、4部で30試合に出場。
  • (30) 2部/FSVフランクフルトで4試合、3部/SVメッペンなどで170試合に出場、4部/ハノーファー2軍で60試合に出場。
  • (29) 1部/TSGホッヘンハイム、2部/FSVフランクフルトでそれぞれ1試合、3部/マインツ2軍などで101試合、4部/TSGホッヘンハイム2軍などで35試合に出場。
  • (19) 4部/TSVシュタインバッハで6試合に出場。
  • (19) 🇵🇱ポーランドU20代表
  • (17) 🇲🇦モロッコU17代表、2部/SVダルムシュタットでもデビュー

 

 

🇯🇵選手は、5チームに23歳から28歳の 9名 が登録していてる。

※2024年9月8日現在 個人調べ / 参照:Transfermarkt

日本人選手にとっては、中間目標のリーグ(4部、プロを目指している選手にとって)であるが、決して簡単なリーグではない。

4部を目指しているチームがあったり、経歴的にも過去にプロとしてプレーしていたり、プロクラブの2軍も参戦している。

SVダルムシュタット98のU21は、2007年から2005年を中心に平均年齢19歳という若いチームもあるが、

日本人選手は助っ人となるので、チームに貢献、活躍、結果が必要となる。同じくらいの年齢、実力であれば、現地の選手を獲得するであろう。

最低限のチーム戦術はあるため、戦術理解やコミュニケーション能力も必要となってくる。

 

さらに4部を考えると5部では絶対的な違いを見せる必要がある。

得点王、1試合1点に絡む、どの試合でもゲームをコントロールできる、シャットアウト、

さらに怪我をしない、フィットした状態を保ち、よく走り、よく戦い、守備での貢献も必要となってくるのではないかと思う。