2024/25シーズンより、ドイツサッカー連盟の新しい取り組みが始まります。
2023/24シーズンまでブンデスリーガとして行われていた育成年代のリーグ戦(U19/U17)が廃止され、ドイツサッカー連盟認定の強化クラブを中心とした新リーグ
【 DER NEUEN DFB-NACHWUCHSLIGA 】が始まります。
※新・ドイツサッカー連盟・育成リーグ(日本語明記は個人的な和訳)
FIFAワールドカップ4回優勝、UEFA欧州選手権3回優勝、サッカー大国、育成大国と言われたドイツですが、2014年のW杯ブラジル大会優勝後の成績は、2018年のロシア大会、2022年のカタール大会ともに予選リーグ敗退という成績。
2024年6月時点でのFIFAランキングは、🇩🇪16位。(🇯🇵日本は17位)
- 1位:🇦🇷アルゼンチン
- 2位:🇫🇷フランス
- 3位:🇧🇪ベルギー
- 4位:🇧🇷ブラジル
- 5位:🏴イングランド
ドイツ代表で、2024年ユーロで活躍している
- マヌエル・ノイヤー(1986年)
- トーマス・ミュラー(1989年生まれ)
- イルカイ・ギュンドアン(1990年生まれ)
- トニ・クロース(1990年生まれ)
などは大ベテラン、
- アントニオ・リュディガー(1993年)
- ヨズア・キミッヒ(1995年)
などもベテラン
- ジャマル・ムシアラ(2003年生まれ)
が若手として名があがるが、以前のようなサッカー強豪国として結果を残すには、育成年代からの改革が必要となるでしょう。
2014年からドイツに滞在していますが、ドイツ育成の良いところと感じるのは、 リーグ戦 と 移籍 。
リーグ戦と移籍によって、選手個々がそれぞれにあったレベル、それぞれに合ったサッカーに出会える機会は多いと思います。
しかし、
現場レベルでは、街クラブ(育成年代)で良いサッカーだなと感じることはあまりありません。強化年代では、リーグの昇格や降格が関わり、選手の出場機会や求められるサッカーが偏り、過度のストレスの中でサッカーに関わっているのではないかということもあるかと思います。
そんな中で、2024/25シーズンから始まる新リーグは、ドイツサッカー連盟の認定強化クラブを中心としたリーグ戦が行われることが決定し、注目を集めています。
主な変更点は以下の通り
- 交代枠 :4名 ⇨ 6名+ゴールキーバー
- リーグ :14チーム✖︎3グループ=42チーム ⇨ 8チーム✖︎8グループ=64チーム
- 試合数 :26試合 ⇨ 24試合+α
- 予選リーグで、14試合が行われる(ホーム&アウェイ)
- 上位24チームが 【リーグA】 へ進み、
- 6チーム✖︎4グループで、10試合が行われる
- 上位16チームが決勝トーナメントへ進む
- リーグAへ進めなかった40チームに2部リーグ上位チームが加わり、リーグBが行われる
- マックス8チームで14試合の 【リーグB】 が行われる
2024/25シーズン
- ドイツサッカー連盟認定強化クラブ 58 + 6チーム = 64チームが参加
- ブンデスリーガ1部のアカデミーチーム = 18チーム
- ブンデスリーガ2部のアカデミーチーム = 18チーム
- 3部リーグのアカデミーチーム = 14チーム
- 4部リーグのアカデミーチーム = 10チーム
- 5部リーグ以下のアカデミーチーム = 4チーム
※上記チーム数はU19
https://www.dfb.de/news/detail/diese-klubs-spielen-in-der-neuen-dfb-nachwuchsliga-262767/?no_cache=1&cHash=7fd375b28501fc5f5f5fb9db37242bcf
※リンク先:ドイツサッカー連盟ホームページ(ドイツ語)
私たちのクラブ 【キッカーズ・オッフェンバッハ】 の予選リーグの組み合わせは以下の通りです。
U19
グループD
- 1.FCニュルンベルク
- 1.FSVマインツ05
- アイントラハト・フランクフルト
- FSVフランクフルト
- カールスルーエSC
- キッカーズ・オッフェンバッハ
- ダルムスタッシュ98
- TSVショット・マインツ
U17
グループC
- 1.FCニュルンベルク
- アイントラハト・フランクフルト
- FCカールツァイス・イェーナ
- FCロートヴァイス・エアフルト
- カールスルーエSC
- キッカーズ・オッフェンバッハ
- SpVggグロイター・フュルト
- SVダルムシュタット98