街クラブ主催の2大会に参加

『ドイツではリーグ戦環境が整っている』という情報は既にあると思いますが、各クラブ主催の大会も各地で開催されています。

大会の規模やレベルは様々で、チームスケジュールとの関係の中で大会を主催したり、大会に参加することも珍しくありません。

私たちのリーグ戦(全18試合)も残り1試合となり、カップ戦も終了しています。2021/22シーズンもあと1ヶ月ほど残っており、この時期は練習参加を受け入れ来期に向けてのチーム作り、練習試合を行ったり、大会に参加したりしています。

 

2022年5月22日


FCギーセン・スーパーカップ

大会概要

  • 主催 : FCギーセン
  • 年代 : U11
  • 試合 : 7人制
  • 参加チーム : 24チーム
  • 試合数   : 9試合(予選5試合+順位決定4試合)
  • 試合時間  : 15分/1試合
  • 大会レベル : 中・上

FCギーセン H.P.

ヘッセン州ギーセンで行われた大会には私たちのクラブから3チームの他、フランクフルト市内で育成に定評のあるマッカビ・フランクフルト、私たちと同じくアイントラハト・フランクフルトの育成パートナークラブであるTSGビーゼック、隣街のオッフェンバッハで育成に定評のあるSGローゼンホーエなどが参加しました。

 

こういった大会では1試合が15分前後で少ないため、普段の試合とは1試合の進め方が難しい部分もあります。

基本的にはスタートから最後まで全力で行いますが、強度が高いため負担も大きくなり、拘束時間も長いため最後の方は体力が切れ、最初の方とのパフォーマンスの差が出たりします。

 

ローゼンホーエとはライバル関係にあり、レベルも拮抗しているため毎回緊迫した試合となります。

Spvgg.05 オーバーラード:

  • フランクフルト市(オッフェンバッハより)
  • アイントラハト・フランクフルトの育成パートナークラブ

SGローゼンホーエ:

  • オッフェンバッハ市(フランクフルトより)
  • キッカーズ・オッフェンバッハへ選手輩出

以前参加した大会の準決勝で0−2で敗戦、その後行われた練習試合でラスト3分まで0−2でしたが、残り3分で3得点を上げて大逆転勝利、この大会でも準々決勝で対戦となりましたが、開始早々に先制点を許すも逆転勝利を収めました。

決勝は同クラブ対決となり、オーバーラードU10に 3−1 で勝利し、見事優勝を勝ち取りました。

 

 

 

 

2022年5月28日


Eulen Cup 2022 U11

大会概要

  • 主催 : VfR 1905 フリーゼンハイム
  • 年代 : U11
  • 試合 : 7人制
  • 参加チーム : 12チーム
  • 試合数   : 7試合(予選5試合+準決勝・決勝)
  • 試合時間  : 12分/1試合(準決勝と決勝は15分)
  • 大会レベル : 中・下

VfR 1905 フリーゼンハイム H.P.

マンハイム(バーデン=ヴュルテンベルク州)で開催された大会は、それほどレベルの高い大会ではありませんでしたが、多くを学べた大会でした。

この大会は来期からこの年代を指揮するコーチが指揮をとりました。彼は今シーズンは、U11の2軍を担当しています。彼自身アマチュアクラブでプレーをしており、指導者として、サッカー選手観点として、人としての観点から見ても良い指導者であると個人的には感じます。

クラブとしては、大まかなサッカーはありますが、細かい戦術や個々のアプローチの仕方は各指導者のカラーがあります。子供たちはシーズン通して現監督と私のやり方に慣れている部分がありますが、来期指揮をとる指導者の元ここ数回の練習とこの大会で、しっかりと新しい形を積み重ねています。

大会レベル、参加した選手たち、来期に向けて、ベースとなる形の一つを伝えることができたという意味では良い大会となったと思います。

 

 

 

こういった大会では主催クラブのオーガナイズ、準備、参加チームのレベル、試合数などを考えて、参加しない方が良かったと感じてしまう大会もあります。

  • 拘束時間が長い
  • 試合間の待ち時間が長い
  • 予定していた大会プランと異なり、アナウンスがない
  • 審判の有無

 

 

2大会で2回PKとなる試合がありました。海外ではみんなキッカーに名乗り出るイメージがありましたが、チーム、子供たちによって様々です。

私たちのチームではFKは指導者が指定、PKは蹴りたい人を聞いて、蹴りたい人優先で選出。(試合中のPKは基本的に指導者が指定)