説明)
試合前のウォーミングアップの一例を紹介します。
U13/11を想定して、全体で20〜30分となります。
動画内では 1〜4(すべて5分)で紹介していますが、小学生年代では最初の動作をなしにして、すぐにドリブルから入ることも可能です。 また最後のスプリントもそんなに長い距離でなく、本数も少なめで行いましょう。
○流れ:
1:動作
2:技術
3:シュート
4:スプリント
1:動作
ここでは、一般的な様々な動作を入れたり、ステップを入れたりして動きの経験、確認をメインとします。
2:ドリブル
方向転換のあるドリブルと直線的なドリブルの2種類です。 ここでも最初は60-70%くらいのスピードで行い、ボールの感覚の確認、グランドの確認、徐々に身体を温めることをメインとします。 1、2の間やセッションの途中に動的ストレッチやその場でのステップも入れましょう。
3:シュート
シュートがメインですが、角度のあるパス、足元へのパス、スペースへのパスやワンタッチパス、コントロールなどの要素が入っています。
4:スプリント
動画内では、 ステップありのスプリント(1) 方向転換ありのスプリント(2) 直線(3)※徐々にスピードをあげる 直線とストップ(4) 直線と方向転換(5) と5つ行っていますが、実際には3本くらいでも十分です。
※ 今回紹介する試合前のウォーミングアップでは、対人、ポゼッションなどは入っていません。チームのコンセプトや年代によって取り入れていきましょう。 紹介したすべてを行う必要はなく、必要とされる内容のいピックアップして行うことも可能です。
※ GKは1、または2まで行っても、最初から別メニューで行うことも可能です。
注意点)
- いきなり100%で行わない。
- 動的ストレッチを入れる。
- 様々な動作やステップを入れる。
- 最低15分は行う。
- 最後にトップスピードを入れる。
準備)
- 人数:6〜12名(FPのみ)+GK
- ボール:6個〜
- 道具:マーカー/22枚(3色くらいあると説明しやすい)
※紹介しているトレーニングは私が現地で行っている練習や現地の指導者が行なっていた練習など様々です。